- ニックネーム:シュウゾウ
- 高校を卒業後、フィリピン・マニラで単身浪人。
- セブ島の名門サンカルロス大学に入学。その後、南フィリピン大学へ編入。
- 唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ)の高校の後輩
目次
なぜセブ島の大学に入ったのか。
シュウゾウ:まず現役の時に母親に「浪人するならフィリピンに行きなさい。」と言われて、最初冗談だと思ってたんだけど。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):なんでフィリピンなの?シュウゾウ、ハーフじゃないでしょ?
シュウゾウ:うん。たぶん、俺が自分の部屋だと勉強できないからかな。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):え、それでフィリピンって思い切ってるよね。ww
シュウゾウ:そう。最初は冗談だと思ってたんだけど、現役の時の入試が全滅で、それで韓国資本の語学学校に行くことになった。マニラの。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):なんでそのあとにフィリピンの大学に行く流れになったの?
シュウゾウ:語学学校のルームメイトが「海外の大学卒業したほうが面白くない?」って話してて。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):まあマニラにも5ヶ月くらいいたんだよね?それで、そのままフィリピンに、みたいな?
シュウゾウ:うん。あとは学費とか滞在費とかの問題でフィリピンになったんだよ。ヨーロッパは時差あるし、アメリカは学費高いしね。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):それは英断だったね。
シュウゾウ:それで一旦マニラから日本に帰って、で、たまたまフィリピンの大学入学をサポートするっていうのをやってたのがFさんで。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):Fさんってもうその頃からZEN ENGLISHやってたの?
シュウゾウ:いや、ちょうどその頃に韓国資本の語学学校を買収してZENの準備をしていたところだったんだ。運が良かった。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):運命的な出会いだね。
シュウゾウ:で、じゃあとりあえず俺がセブにいる間、お母さんに学校に提出しなければいけない書類を用意してもらって、それをまとめて英訳して、こっち(セブ)に送ってもらうみたいな感じかな。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):それでまずサンカルロスに入ったの?
シュウゾウ:そう。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):学部は?
シュウゾウ:ホテル&レストランマネジメント。東京オリンピックが2020にあるから、その時に有利になるかなと思って。
名門サンカルロス大学へ
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):日本人はどれくらいいたの?
シュウゾウ:全体で7人とか8人くらいかな。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):友達は?
シュウゾウ:友達は普通にできた。みんなフィリピン人だったね。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):どこのキャンパスだったの?タランバン?
シュウゾウ:いや、ダウンタウンキャンパスだった。
入試はどんな感じか
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):入試は?英語と数学と?
シュウゾウ:IQかな。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):日本でいう赤本みたいなものはあんの?過去問集みたいな。
シュウゾウ:いや、ないよ。でもマニラの有名な大学だとある。デ・ラ・サールとか。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):じゃあ、みんな対策できないまま受けるんだ?
シュウゾウ:そうだね。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):でもZEN行くと対策してくれるんでしょ?
シュウゾウ:してくれる。インタビューもしてくれる。学校に。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):日本の英語の試験とどっちが難しいの?文法問題とかある?
シュウゾウ:あるある。あと、間違い探しとか。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):長文はあんの?
シュウゾウ:あるけど、日本ほど長くはない。し、ちゃんとオチがある。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):オチ?
シュウゾウ:そう。ちゃんと起承転結があって、完結してる。多分オリジナルの文章なんだよね。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):数学は?
シュウゾウ:数学は高校1年生レベルとかだと思う。日本人だったら誰で解けると思うよ。IQが謎だったな。対策しようがない。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):なるほど。日本の入試と違うところってある?
シュウゾウ:精神的負担は、日本のほうがきついと思う。日本の入試って時間長いじゃん。フィリピンは60分とかだから。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):それで解き終わるの?
シュウゾウ:数学は絶対に終わる。英語は人に寄ると思うけど、IQは絶対終わらない。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):合格発表はいつあんの?で、同じ大学の他学部を何個も受けていいの?
シュウゾウ:セブは統一試験みたいなやつで、1回受ければその点数だけでどこの学部も出願できる。どこの学部は入れます。ここの学部は点数が足りません。みたいな感じで。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):それいいね。じゃあ学部ごとに受ける必要ないんだな。
入学手続きは大変か。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):俺も一回セブの大学受けようか考えたんだけど、手続きが面倒くさそうだよね。難しい気がする。
シュウゾウ:聞くひとによって言うことが違うからね。一番えらい人に聞くのが一番いいよ。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):大学の?
シュウゾウ:いや、大学に外国人生徒を取り仕切る窓口があるから、そこのえらい人に聞くのがいい。サンカルロスだとダウンタウンキャンパスにある。で、書類提出するのがタランバンキャンパスにあるかな、確か。
1年生の後期にある事件が起きる。
シュウゾウ:6月に入学して、10月か11月までが前期で、前期は無事に終わったんだけど、後期になって授業が辛くなって。スケジュールが過密になってきて。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):授業が大変なの?
シュウゾウ:1クラスが5時間のときとかあるから。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):5時間!!?
シュウゾウ:それでやべえ体力持たない。みたいな。あと、調理実習の先生との相性も良くなかった。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):嫌がらせを受けたの?
シュウゾウ:いや、嫌がらせではないんだけど。シェフが着る白いユニフォームがあるじゃん。それがまだ配布されてなくて、白いTシャツで実習に来てくださいって言われてて、だけど俺とクラスメートの韓国人には伝わってなくて。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):お前らだけ白じゃないので行ったんだ?
シュウゾウ:そ。それで「なんで?」って聞かれて、「伝わってなかったです。」って言ったら、「そんなことはあるはずがない。」って言われたから「ああそうですか。」みたいな。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):でもマニラにいた時に英語は結構伸びたんだよね?
シュウゾウ:伸びた。最初はダメだったけど、最後の頃とかは本当に伸びたことを実感してた。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):それでもコミュニケーションを取るのは難しかった?
シュウゾウ:うん。今でも分からない単語はあるしね。で、鬱になっちゃって。(笑)
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):笑いごとじゃないけどね。笑 まあ、今は笑い話にできるくらい復活したということで。
シュウゾウ:うん。それで一回帰って半年くらいは治療に専念した。
大学編入へ。
シュウゾウ:サンカルロスを休学してて、で、休む前には復学できますって言われてたんだけど、フィリピンの学校の仕組みが変わって、もう戻れません。って。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):ひどいなそれ。(笑) あ、6・3・3になった年だったんだ。
シュウゾウ:フィリピンは6・4で大学だったんだけど、俺が戻って来た年に6・3・3になったんだよ。それで大学側から「プレジデントの言うことには逆らえません。」って言われて。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):(笑)
シュウゾウ:で、編入先を探してもらうことになって、どこも外国人を受け入れてません。って言われて、まあ最終的にUSPに行くことになった。(※USP=南フィリピン大学)
その後から現在の話
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):で、USPはどうなの?
シュウゾウ:可愛い子はサンカルロスのが多い。あと、男子の質がサンカルロスのほうが高い。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):イケメンが多いってこと?
シュウゾウ:いや、生活水準が高い人が多い。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):サンカルロスは比較的金持ちが多いんでしょ?それって入学の時に家柄の審査みたいなのあんの?
シュウゾウ:いや、それ差別じゃん笑 それはないけど、授業料が高いから。結局。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):でも高いって言っても年間20万円とかでしょ?
シュウゾウ:そんなもんだね。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):学校生活はどうなの?時間割とか。
シュウゾウ:月水は朝8:30~7:00pm で火木は10:00 ~かな。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):意外と長いね。
シュウゾウ:でも結構ベイカントもあるからね。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):いわゆる空きコマでしょ。その時はなにしてんの?
シュウゾウ:飯食うか。友達とチャットしてる。あとは、とりあえず友達とつるんでなにかしてるかな。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):USPは日本人いるの?
シュウゾウ:日本人は俺とZENを卒業したおじさんしかいない。定年退職した後にこっちに来たおじさん。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):休日はなにしてんの?
シュウゾウ:だいたいチャットしてる。チャットだとさ、画面越しじゃん。直接だと照れちゃうから。可愛いからさ。
セブ島大学入学/編入でオススメの学校
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):ZENは今どうなってるの?
シュウゾウ:今日本人だけじゃなくて、台湾人も入れてるから、寮ももういっぱいだね。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):学校もそろそろスペースが足りなくなるかもね。
シュウゾウ:この前、ラプラプの方の買収したって言ってたよ。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):Fさんはほんと買収が好きだな。ビザはどうなんの?
シュウゾウ:ビザとかは書類とパスポートを出せば全部学校がやってくれる。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):じゃあ、日本人はとりあえず早くこっちにきて準備を始めたほうがいいと。
シュウゾウ:早いに越したことはない。
エンディング
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):シュウゾウもね、彼女ができるといいね。
シュウゾウ:俺サプライズとか苦手だからね。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):ググればいいじゃん。
シュウゾウ:どうやってググんの?
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):それは「彼女 サプライズ」とか。
シュウゾウ:How to
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):英語である必要はないじゃん。友達とかはさ、飯行くときとかシュウゾウに払ってくれ。とかあんの?
シュウゾウ:それはない。みんな割り勘というか、自分で自分の分は払う。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):みんなで飲みに行くの?
シュウゾウ:いや、俺は誘われないんだよ。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):お前俺のブログ読んでる?
シュウゾウ:いや、読んでない。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):なんでだよ。
シュウゾウ:いや、友達のブログってさ、なんか変なこと書いてありそうじゃん。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):書いてねえよ笑
シュウゾウ:今度読むよ。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):自分の記事は流石に読んでね。
シュウゾウ:読むよ。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):でもあと2年あるからね。それまでに彼女できるように頑張ってね。
シュウゾウ:んー、そうなるといいね。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ):では、今日はありがとう!
シュウゾウ:じゃ、またね!