【Siargao Island(シャルガオ島)】徹底ガイド②<サーフポイント・その他アクティビティ情報>

セブ島観光

ごきげんよう。花沢です。

本記事では、前回のブログ【徹底ガイド①<行き方・ショップ・レストラン・ホテル情報>】では紹介出来なかった、アクティビティ編について執筆します。

前回の内容で「シャルガオ島ってこんなにオシャレなショップがあるんだ〜!」や、「シャルガオ島ってこんなにオシャレなホテルに安くで泊まれるんだ〜!」とキャピキャピ女子は感じてくれたかと思います。

ですが、皆さんお忘れでしょうか?シャルガオ島は<サーファーの、サーファーの為の、サーフィンを愛する為の島>です。自然をこよなく愛す真のサーファーは、可愛いショップやホテルなんて二の次どころかどうでもいいですよね。

花子が24歳の時に年上サーファーとお付き合いしていたので、サーファーが何をプライオリティに取るのか、何となく理解はしています。

あの頃は、デートよりサーフィン、2人で旅行に行くと必ずサーフィン(その間花子はビーチでボッチ)、別れる時も、サーフィンと花子どっちが大切なの?と1番しょうもない女発言をしてしまっていました。

しかしシャルガオ島と出逢い、あの頃の彼の気持ちや考えも段々と分かってきました。

サーフィンは素晴らしい。

本記事では世界を旅するサーファーの為に、また、サーフィン以外でも充分に楽しめるアクティビティをご紹介します。

目次

【その前にボードは?初心者もできる?】

メインのサーフポイントであるクラウドナインとクイックシルバー(後ほど紹介)では、サーフィンスクールやボードの貸出も行われています。

パドリングの練習やテイクオフ(立つ)のイメージを掴んで

いざ海へ!ロングボードのパドリング(水を手でかいて進む)は初心者には体力が持たないため、波に乗る際はインストラクターが合図、後ろからサーフボードを押してくれます。

1.安心の日本人経営<Oh Wow Surf!>

ここは日本人の方が経営しているサーフィンスクール&レンタル。統一されたパープルデザインのロングボードが可愛いですね。

経営者のShinriさんは、年に数ヶ月シャルガオ島にいるらしいのですが、新型肺炎の影響で3月からシャルガオ島に閉じ込められているのだとか。700人もの外国人が閉じ込められたそうです。

その後クラウドファンディングで資金を集め、お米を買えないスリガオ州の離島の方に大量にお米を寄付しているそう。

2. <Chana Surf>

利用してはいないですが、ボードレンタル代やインストラクター付きの代金はほぼ変わらず、交渉次第です。

ボードレンタル情報
サーフボードレンタル代 200ペソ/1時間 300~500ペソ/1日
インストラクター付き 500~800ペソ/1時間

サーファー必見!サーフポイント10か所徹底紹介

シャルガオ島内の各サーフポイントを、必須情報(シーズン、サイズ、風向き、波の方向など)をYoutubeの動画付きで紹介します。

1.シャルガオ島といえば【Cloud 9(クラウドナイン)】

シャルガオ島で1番有名なポイント、Cloud 9。9月に行われる国際大会で使われるポイントとして有名ですが、その特徴は波が上がっているポイントまで続く長い桟橋です。

ここはサーフィンだけでなく、夕日や星空も美しい。花子も仲良くなった地元のサーファーと夜ここに忍び込み、ずっと星空を眺めていました。

上級者向けシーズン 8月~11月
初心者/中級者向けシーズン 中級者以上にお勧め。上記以外のシーズンはチューブが少ない
時間帯 満潮時
うねりのサイズ 2-10フィート
方向 / 最適の風向 右 / 南西の風
その他 リーフブレイク。シーズン中はローカルで混雑。

2.初心者向け【Jacking Horse(ジャッキングホース)】

クラウド9の左手にあるこちらのポイントは、よくサーフィンスクールが行われている初心者、中級者向けのポイントです。花子が滞在したJacking Horse Homestayの目の前のビーチです。

砂地で足元も安全で、波も胸くらいなので溺れる心配無し。
ただ、混雑するのでスクール以外で個人的に入るにはオススメしません。

上級者向けシーズン 上級者には向きません。
初心者/中級者向けシーズン オールシーズンOK。
時間帯 朝方と夕方の満潮時~中潮
うねりのサイズ 2-6フィート
方向 / 最適の風向 右 / 南西の風
その他 ビーチブレイク。常に混雑。胸の高さ。

 

3.Cloud 9からボートで10分!【Rock Island(ロックアイランド)】

クラウドナイン近くの船着場から船に乗って行けます。クラウドナイン付近には声をかけてくる輩が沢山いるので、「ロックアイランドへ行きたいのですが」と尋ねると連れて行ってくれます。

ボートで10分程度、ロックアイランドに船はつけず、沖に停船して島付近のポイントブレイクの少し手前で待ってくれます。1時間くらい、サーフィンに満足して帰りたくなるまで待ってくれるので優しい。パドリングを沖までやる必要が無いので花子には嬉しいです。

上級者向けシーズン 9月~11月
初心者/中級者向けシーズン 中級者以上にお勧め。オールシーズンOK
時間帯 干潮~中潮
うねりのサイズ 4-12フィート
方向 / 最適の風向 右 / 南の風
その他 ポイントブレーク。セットが多い。穏やか。
ボート代 1人200ペソ

 

4.【Daku Island(ダコアイランド)】

アイランドホッピングとしても人気のDaku Island。ビーチブレイクで穏やかな波もありますが、1kmほどパドリングすると沖のほうでサイズが少し大きめの波にも乗れます。

なんと言ってもその景色は素晴らしい。エメラルドグリーンのビーチでのんびり時間を過ごすのもいいですね。

(少し古い動画ですが、サイズを確認するにはこれしかありませんでした。。)

普段は初心者~中級者向けサイズの波ですが、シーズン中でオフショア(西)の風が弱い日は上級者でも賑わっています。General Lunaの船着き場からボートで15分。1人200ペソ(最低2人まで)。

上級者向けシーズン 9月~11月
初心者/中級者向けシーズン オールシーズンOK。初級者はシーズン中は避けるべし。
時間帯 満潮時
うねりのサイズ 3-8フィート
方向 / 最適の風向 右 / 南の風
その他 ポイントブレーク。初心者はインストラクター同伴が好ましい。
ボート代 1人200ペソ

5.シャルガオ島最大の波!【Pacifico(パシフィコ)】

ジェネラル・ルナからバイクで1時間半。去年はここでサーフィン国内大会が開催されていたそうです。シャルガオ島で一番有名なポイントはCloud 9ですが、実はPacificoが島最大にして最高の波が上がるといわれています。

国内大会のときに行われる島最大のヒッピー祭りも魅力的。サーフィンカップは2日~1週間ほど、波の調子を見ながら行われるので、キャンプをしている人も大勢います。

上級者向けシーズン 9月~11月
初心者/中級者向けシーズン 上級者のみ。
時間帯 満潮時
うねりのサイズ 2-10フィート
方向 / 最適の風向 左 / 南西の風
その他 ビーチブレイク

6.初心者向け隠れポイント【Giwan/G1/Guiuan(ギワン)】

ジェネラル・ルナからバイクで30分程度の所にあるポイント。朝6時からボードを持ってバイクに乗り、バイクが沢山停められている場所(波が上がっている場所)を探して見つけた場所です。

大体胸の高さで足元は砂地、少し岩。2時間くらいサーフィンをしていると段々風が出てきて最後はバンパーになっていました。

上級者向けシーズン 上級者には向きません
初心者/中級者向けシーズン 夏季を含めるオールシーズンOK。
時間帯 満潮時
うねりのサイズ 2-6フィート
方向 / 最適の風向 右が長く、左が短い / 北の風
その他 ビーチブレイク

7.地元民しか知らない!【Cemetery(お墓)】

物騒な名前ですね。パドリングは疲れますが、様々な波の形に出会うことができます。二度と同じ波には乗れない、というのがこのポイントの特徴。ちなみに多くの観光客がCemetery に行きたがりますが、案内が難しく、結局地元民と島に移住した外国人しかいないみたいです。

上級者向けシーズン 9月~11月
初心者/中級者向けシーズン 中級者以上向け。オールシーズンOK。
時間帯 干潮時
うねりのサイズ 4-12フィート
方向 / 最適の風向 左が多いが、右もある。 / 南西の風
その他 リーフブレイク

8.混雑を避けたい方にお勧め【Salvacion(サルヴァシオン)】

General Lunaからバイクで30分ほど行くと、中級者向けのいいサイズの波があがるポイントがあります。中々見つけられませんが、現地に詳しい友人かインストラクターと行くといいでしょう。

上級者向けシーズン 初級~中級者向けです。
初心者/中級者向けシーズン 夏季を除くオールシーズンOK。
時間帯 中潮時
うねりのサイズ 3-8フィート
方向 / 最適の風向 右 / 東ー北東の風
その他 ポイントブレーク。初心者はインストラクター同伴が好ましい。
ボート代 1人150ペソ

9.少しトリッキーな波を挑戦したい方に【Bumee(ブミー)】

サルヴアシオンの少し外れにあるポイント。バイクで30分で行くか、ボートで10分と近道する方法もあります。

地元民でも中々行かないポイントらしく、少しトリッキーな波だそうです。マイナーすぎて、残念ながら動画も写真もありませんでした。。

上級者向けシーズン 初級~中級者向けです。
初心者/中級者向けシーズン 夏季を除くオールシーズンOK。
時間帯 中潮時
うねりのサイズ 3-8フィート
方向 / 最適の風向 右 / 東ー北東の風
その他 ポイントブレーク。初心者はインストラクター同伴が好ましい。
ボート代 1人150ペソ

10.グーフィーが得意な方向け【Stimpy’s(スティンピーズ)】

ロックアイランドの隣にあるこちらのポイント。行き方はロックアイランドと同じで、クラウド9の脇のレンタルボートで行きます。

左から右へと崩れていく「グーフィー」の波があがるこちら。Pacificoと同じですが、Pacificoほど大きな波にまだ乗れない&Pacificoが遠すぎてめんどくさいという方にお勧め。グーフィーが得意な中級者は是非挑戦してみてください。

上級者向けシーズン 9月~11月
初心者/中級者向けシーズン 夏季を除くオールシーズンOK。中級者向け。
時間帯 干潮時
うねりのサイズ 2-10フィート
方向 / 最適の風向 左 / 北西の風
その他 ポイントブレーク。
ボート代 1人200ペソ

 

サーフィン以外にもアクティビティが盛り沢山!

サーフィン情報を長々と書きすぎました。シャルガオ島の魅力はサーフィンだけでは留まりません。サーフィンに全く興味が無い方も、必ず「この島がフィリピンで魅力No.1だ」と思える理由が他にもたくさんあります。

有名なプロトラベラー兼インスタグラマー、<Maakomind>さんもシャルガオ島に滞在し、旅やアクティビティの様子を動画にあげているので是非チェックしてみてください。

1.美しすぎる!アイランドホッピング

サーフィンだけではなく、アイランドホッピングも有名。

・Naked island

・Guyam Island

・Daku Island

アイランドホッピングツアー
上記3島を回るツアー、ランチ込みで大体1300~1500ペソ。
予約はどこでもいつでもできます。事前予約は不要!
宿泊先のフロントに聞いたらお勧めのツアー会社へ繋げてくれます。

2.マングローブの熱帯雨林が広がる【Sugba Lagoon】

シャルガオ島西部「デルカルメン」からボートで30分ほどで行けます。
ドローンでの空中撮影が好きな方は絶対に行くべき!!
エメラルドグリーンのラグーンへ高台から飛び込んだりなどのアクティビティもあります。

Sugba Lagoonツアー
ツアー料金 : 1人1,500 ~ 1,800ペソ
予約方法 : 宿泊先に聞いてみてください

3.スキューバダイビングやフリーダイビングも!

サーフィンよりもスキューバダイビング派、という方は挑戦してください。
ダイビングショップは多くないので、事前予約が必要かもしれません。

しかし、透明度はそこまで良くないそうです。フリーダイビングの方が盛んなようですね。

ダイビングショップ
【Palaka diving center】

サイトリンク https://www.instagram.com/p/BxWeWyMlC-R/?igshid=slefiqkdufur 

4. 天然泉やターザンが楽しめる 【Maasin River】

ザ・ジャングルといった雰囲気のヤシの木に囲まれた川をボートで抜けます。その間ヤシの木を登ってあーああーとターザンができるポイントも!
花子も挑戦したのですが、本っ当に恐怖感が見た目以上!!以外に高所なので勇気を持って挑戦してください。

Maasin River
ボート料 : 300ペソ
入場料 : 50ペソ
駐車料 : 20ペソ

5.洞窟体験隊【Tayangban Cave Pool】

結構な洞窟の中に入り、最後には崖から飛び込みができるスポットです。崖と言ってもそれほど高くもなく、気軽に遊べますが、洞窟の中が結構暗くて狭いので高所恐怖症の方はお控えください。

Tayangban Cave Pool
入場料 : 70ペソ
駐車料 : 20ペソ

6.天然プール【Magpupungko Beach】

遠浅の海に1箇所だけリーフが沈んだ天然プール。

Magpupungko Beach
入場料 : 50ペソ
駐車料 : 20ペソ

7.ヨガでリラックス

波の音を聴きながらヨガでリラックス。という極上のひと時を過ごすのも良し。

Kermit Resort and Restaurant
1セッション(1h30m) : 400ペソ

【インスタ映えスポットも盛りだくさん】※全箇所無料

とにかく自然いっぱいのシャルガオ島。ザ・南国の景色と一緒にインスタ映え用の写真も撮ってみましょう。

1.ずっと続く一本道 【ココナッツロード】

こんなになんでもないトライアルさえかっこよく見えます。これがフォトジェニック!

2.ジャングル林を見下ろせる【マウンテンビュー】

仲良しインストラクターのJogsに「ここがパーラダイスさ!!!」と自慢げに紹介されたスポット。
確かに、どこまでも続く天然ヤシの木の林は圧巻です。

【まとめ】

サーファーだけでなく、サーフィンに挑戦してみたいビギナーの方や、サーフィンに興味が無い方でも必ずこの島の虜になる、と花子は思っています。

たまたま縁があって島の方々とも仲良くなれたり、家族や親戚のキャンプにお邪魔させてもらう等、色々な経験ができた思い出深い島です。

島の方々は皆さん、優しくて情熱的。自然を愛し、家族を愛し、他人(ヒト)を愛すことを大切にしています。

朝起きて、ヨガして、食べて、飲んで、サーフィンして、飲んで、日が沈む頃に寝る。
都会の騒々しさにどこか疲れていたら、たまにはそんなシンプルな生活もいいんじゃないかな、と思えてきます。

新型肺炎が落ち着いてまたフィリピン国内旅行が出来るようになったら、まず行きたい(帰りたい)島No.1!

是非、行ってみてください。