【年内絶望⁈】海外旅行は年内無理かも、フィリピン観光省長官国内注力

コロナ後

こんばんはマスオです。

マスオの予想だと、セブ島及びフィリピンは、遅くとも6月にはECQが解除され、GCQ(General Community Quarantine)になって一部業務が出来るところが増えるのではないかと思っています。※GCQも開業できる事業には制限があります。

<悲鳴>セブ島英語学校は早くて8月再開か⁈

以前の記事でも書きましたが、学校が再開できるのが8月、日本及びフィリピンの感染者が落ち着いていれば、相互に行き来できるのが9‐10月あたりが妥当ではないかと考えています。

そして、今日フィリピン観光省長官が、まずは観光事業は国内に注力するという記事が出ました。そして、そこには、海外旅行の再開が年内は難しいかもしれない、ということも述べられていました。

フィリピン観光省長官発言(Philstar記事を翻訳)

マニラ、フィリピンーDOT(フィリピン観光省)は、新型コロナウィルスのため渡航制限と旅行を控える風潮があるので、国外マーケットに注力する前に、まずは国内マーケットに注力するだろうと述べた。

フィリピン観光省長官のBernadette Romulo-Puyat氏は、現在の状況、すなはち社会的距離といった新しい普通が、尺度として存在するだろう状況の中では、国内マーケットにまず目を向けるだろうと、言った。

観光に関する特別な会議の中で、Puyat氏は隔離解除後の数か月間は、住んでいる場所から数時間で旅行に行けるような場所に対してのみの、限定したプロモーションに限られるかもしれない、と言った。

旅行は、たとえECQが解除されても、すぐに通常の状況には戻らないだろう。いくつかの地方公共団体は、外からの観光客を許可しないだろうし、海外旅行は渡航制限が解除されない限り、年内は難しいかもしれない。

国連世界観光機関(UNWTO)のデータによると、新型コロナウィルスにより、100%の観光地で渡航制限がかけられており、83%の観光地で4月20日の時点で4週間以上の渡航制限がかかっている。

最近のASEANの観光大臣との会合で、Puyat氏は当面の間、国内とASEANに重点を置くことを強調した。

国内と近距離の旅行に的を絞ることで、我々がこのパンデミックで直面しているいくつかの課題を、回避することができる。

他の国が通常に戻るまでの間は、国内に足を運びいいところを見つけ、国内産業にお金を落とすべきだ、と彼女は言った。

ASEANの観光大臣たちは、ASEAN各国における観光産業、観光地、観光会社において、従業員とコミュニティーを守るために、より安全で健康的なる同環境のための基準とガイドラインの策定を含め、東南アジアへの国内及び海外旅行の旅行者達に、より深い信頼を得るための方針と施策を実行することで合意している。

国連世界観光機関(UNWTO)のメッセージ”by staying home today, we can travel tomorrow”に沿って、我々自身のそれぞれの国における戦略とともに、施策を実行し作り上げることを続けていこう。

我々が観察する一番の経験を、システムとそれぞれの反応を信じて、お互いに適合させよう、とPuyat氏は言った。

観光省長官は、フィリピン観光省がTRRPを完成させる最終段階となっている。TRRPとは、政府と民間の両方の支援の元、包括した計画進行と統合した実行を促進するために、すべての関連する二次産業からのインプットを統合するものである。

Puyat氏は、TRRPは社会経済の価値を最大化し、インフラストラクチャ、社会サービス、生活、ビジネス、製品開発に重点を置き、新型コロナウィルスの観光産業における影響を、和らげることを目的としていると言った。

フィリピン統計局のデータによると、観光産業は2018年のGDPの12.7%をしめている。

同様に、観光産業は莫大な雇用を生み出しており、同じ年(2018年)においては、540万人が記録されている。

DOT to focus on domestic tourism market(Philstar)

まとめ

フィリピン観光省は国内マーケットを重視
海外旅行は年内は厳しい可能性もある
ASEANでは国内とASEAN内重視
観光産業はGDPの内12.7%、年間540万人の雇用を創出(2018年)

年内にセブと日本で自由に行き来できるようなるかは、微妙です。

観光産業には厳しい冬の時代が到来しますが、国内特化に生き残りのキーワードがあるように思います。

それではまた。