コロナウイルスの影響で変わる?!旅行業界

ツアー

こんにちは。
未だ感染者が確認され続けている新型コロナウイルスですが、影響はいろいろなところに出ているようですね。

そして今回、わたしが目にしたニュースは旅行業界大手のエイチ・アイ・エス(HIS)のこちらの記事でした。

 

国内店舗、3分の1閉鎖 オンライン販売強化 HIS

https://news.yahoo.co.jp/articles/d584d76172005aa6e8765fbd8f858a113f51eeef

 

エイチ・アイ・エス(HIS)は24日、国内263店舗の3分の1に当たる80~90店を今後1年以内に閉鎖する方針を明らかにした。新型コロナウイルスの影響で旅行需要が低迷する厳しい経営環境を踏まえ、コスト削減を図る。一方、オンラインでの旅行商品の販売を強化し、売り上げへの影響を抑える。  都市部の営業エリアが重なる店舗を中心に整理する。従業員の雇用は維持する見通し。  また、主力の海外旅行は当面需要が見込めないことから、国内旅行に軸足を移す。人員を再配置するなどし、国内旅行事業の売上高をこれまでの1.5倍となる年1000億円規模に引き上げることを目指す。  同社が24日発表した2020年4月中間連結決算は、売上高が前年同期比8.9%減の3443億円、純損益は34億円の赤字(前年同期は49億円の黒字)だった。通期の業績予想は未定。

 

旅行業界にコロナウイルスの影響が出るのは時間の問題か・・?とは思っていましたが、やはり縮小の方向になってしまうようですね。
厳しいのは旅行業界だけではないと思いますが、生き残るためには形を変えていくということでしょうか。

 

こんな状況ではそうだろうな、と思うしか無いですが
取扱高が98%も蒸発しています。留学業界も同じような数字になるでしょう。

キャッシュの無くなり方が凄まじいです。
航空会社と違って高額な航空機のリースが無いだけマシでしょうが…。

これを受けてHISの株価も8%の大幅下げになりました。
日経自体、300円近い下げの日でしたがそれ以上の下げ幅になっています。

つい最近、再開期待の先行で、出遅れの航空機関連が買われ、ダウなどの大幅な上昇がありましたが
先走り過ぎだと思います。

ウィズコロナではまず、旅行や航空機などの復活は現実的に厳しいです。

 

新型コロナ収束後、楽しみたいことは?!

新型コロナ収束後、楽しみたいことは?!】というアンケート結果によると

 

やはり、国内旅行・海外旅行は上位に入っていますね。

私達の日常生活では規制緩和は進んでいますが、まだまだ旅行やレジャー関連は今まで通りとはいかないですね。

わたしも旅行は趣味の一つでもあるので、早く気にせず楽しみたいものです。

 

どうなる?!旅行業界

今後は国内旅行の強化とオンラインでの販売強化へ向かうようですが、そもそも考えてみると近頃では、わたしが旅行に行くときには直接航空会社や宿泊先のHPから購入したり、オンラインを利用することがほとんどでした。

このブログをみて頂いてる方もそういう方が多いのではないでしょうか?

そういった時代の中で今後旅行代理店はどのように生き残っていくのか。

まずは、旅行や経済が元通りとは行かなくても、徐々に戻ることを願います。

 

日本ではすでに以前のような人出に戻りつつありますが、米国では第一波を抑えるまえに、すでに感染者増になっている州すらあります。
ワクチン・治療薬の確立の前に、以前のような海外旅行・国内旅行は不可能でしょう。

米国では国内線ですら搭乗前のチェックに4時間を要するとのことで、これでは気軽に国内旅行もできませんね。

そこで着目されているのが、3密を気にせずできるアウトドアや近場などのマイクロツーリズムです。
まずは復活はここからになるでしょう。

米国でもそうでしたが、日本でもキャンピングカーの市場がアツいです。
レンタルを含め、高級仕様の車も売れているそう。
やはり公共交通機関での旅行にはまだ不安が残りますからね。

今度記事でかければ良いですが、政府のGO TOキャンペーンにもかなり期待しています。
国内旅行については、このまま感染者が抑えられるならこれが希望の光になることは間違いないと思います。

タラオも旅行しまくりたいと思っています。

やはり必須なのは…

海外旅行や留学になってくるとやはり治療薬・ワクチンの確保が必須です。
レムデシビルのギリアドも、今のような注射のめんどくさいタイプではなく、噴霧型の治療薬の開発をしているそうです。

残念ながら国際的に見て、株券発行業者のアンジェス含め、日本企業のワクチン開発・治療薬開発はあまり期待されていません。
富士フィルムのアビガンも治験継続で結局まだ承認出てませんよね。

認可を受けているのはギリアドのレムデシビルだけ。

米国は相当の死者数を出していますから本気です。
その数は第一次大戦の米国の戦死者数を超えていますので、戦時として本気で取り組んでいます。

米国のワープスピード計画では、「有望な」ワクチンに多額の資金を投じ早期に大量生産を目指しています。
アストラゼネカのワクチンに効果があるかわからなくても資金を投じているのはそれが理由です。
(フェーズ3まで行っているので、効果が無いかも、みたいなフワっとしたものでは当然ありませんが)

ワープスピード計画とは

ワープスピード計画は研究および製造、ワクチン購入保証契約に最大100億ドル(約1兆900億円)を投じ、通常数年かかるプロセスを数カ月に短縮することを目指している。

マット・デイモンの映画「コンテイジョン」は見ましたか?
ワクチン開発後、アメリカの全国民に行き渡るまで何日で描写していたでしょうか。これが全世界となると?

だから「有望な」ワクチンを早期に選定して資金を投じているわけです。
流れとしては、治験を継続しワープスピードに選定し資金投入+大量生産、そして最終的にFDA(アメリカ食品医薬品局)の承認を得て、初めてワクチンとして使えます。

ワープスピードで多額の資金を投じて大量生産しても、FDAに承認されなければ事前生産した大量のワクチンは全て廃棄です。
米国はそれだけの本気度でやっています。

フェーズ2(第2相臨床試験)→モデルナ、バイオンテック/ファイザー連合
フェーズ3(第3相臨床試験)→オックスフォード大/アストラゼネカ連合

一番槍はモデルナのイメージでしたが、一番進んでいるのはアストラゼネカのワクチンですね。
日本も購入を打診していたと思います。

 

結論。

早くワクチンできてくれ~!!!