セブ島にて、恋愛における嫉妬は自滅行為だと知る 。

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こんにちは!マイクです!

恋愛における嫉妬は自滅行為である。というテーマですが、例えばこれがいつの日か終わりを告げる恋愛の場合は自滅行為になると思いまして、しかしながら同時に、限りなくその恋愛をスウィートでエモーショナルなものに演出する一つにファクターでもあると思います。

 



幸福な降伏

 

コウフクなコウフク。恋愛と嫉妬は切っても切り離せない関係で、粉ポカリと水、人間とうんこ、イカの塩辛と酒と同じくらいベストマッチで、或いは、片一方がなければ成り立たないものであると思います。二律背反であり、表裏一体であります。

恋愛感情を理性的にコントロールできる人はほとんどいないと思いますが、それと同時に嫉妬も理性でコントロールできる人もいないと思います。例えば、嫉妬をしたとして、それを表に出さずに暮らせる人はいると思いますが、それを体内でまるで食べ物のように消化し、そしてうんこのように体外へ放出することができる人はほぼいない訳で。

 

セブ島にいて多くのフィリピン人と接するうちに気付いたことは、彼らは嫉妬をすぐに表に出すということです。日本において、恋人に嫉妬をあからさまに露呈することはあまり美徳とは考えられていないように思います。それはなぜか、日本人は常に理性的であろうとし、感情を抑圧することで自分が社会の一部であり、その規範から外れないように、と願いながら暮らしているからです。

フィリピンの場合、それとは訳が違います。おそらくは、自分の感情をあらわにし、自我を優先させることが正義であり、そうでありたいと願いながら暮らす人々が多い、と私は個人的に感じています。

 

そんな折、こんなことがありました。

私が友人と訪れたレストランにて、可愛いウェイトレスが働いていました。私は彼女のFacebookをし、同じ店内にいるにも関わらずメッセージでやり取りをしていました。この陰湿さは日本そのものだと思いますが(笑)

 

そして彼女の退勤後に、彼女の同僚と私と私の友人との複数人で一つのテーブルを囲み、少しお酒の飲みながら会話を楽しんでいました。私はFacebookを聞いた彼女とは別の女性との会話が弾みしばらくその彼女のもとを留守にしていました。すると、その彼女、フィリピーナはあからさまに嫉妬をむき出しにし、その場で「あなたをFacebookの友達から消す!」と言いました。その場の雰囲気からそれは冗談として扱われましたが、私は彼女の性格の一部をそこに見出しました。嫉妬しやすい性格だということです。フィリピーナは嫉妬深い生き物です。

 

私は基本的にフィリピーナを嘲笑することができないくらいに嫉妬深い男です。が、それを表に出すことは極めて珍しいことです。だから彼女が、或いは多くのフィリピーナがそれをあからさまにする様を見て、

 

「嫉妬したら負けだよね。」

 

 

嫉妬を表に出し、相手になんらかのアクションを求めることはつまり、

 

「私はあなたに降伏します。」

 

ということを意味します。

 

 

 自分の嫉妬心を自分ではコントロールすることができずに、相手によってのみそれを鎮静化することができる。だから、私はあなたに支配されている。 

もし、シリアスな恋愛関係にない場合、それは完全なる自滅行為だと考えています。

 

しかし、もしシリアスな恋愛関係の場合、嫉妬心をあらわにすることほどスウィートでエモーショナルなことはないと思います。それはまさに幸福な降伏です。