40代はまず恥を捨てよう。だからネットで中学の英語教材を2冊だけ買おう



はじめまして、セブ島留学を検討中の40代のみなさん。唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ)です。

40代、50代になって英語の勉強を始めようと考える方は多いと思います。もう子育てが終わりそうだから若い頃からの夢だった世界一周をしてみたい。休みをとってしばらく海外にいたい。理由は人それぞれだと思いますが、これほどまでに簡単に、しかも便利に海外へ行くことができる現代だからこそ、自分が英語を話せるようになって生活をより楽しくしたいと思う方はたくさんいます。

 

しかしながら、全くもって英語が話せない。というか、全くもって英語が理解できない。と悩んでいるそこのあなた。

あなたはなぜ英語が理解できないのか、その原因を分かっていますか?

まず英語が読めない人の特徴として、自分がどの部分を読めていないのかすら理解していないということが挙げられます。問題集を解いていてたまたま正解することはあるかもしれませんが、実はなぜそれが答えなのかを理解していない。意外とこういう人は多いと思います。

 

実は私もそのような人間の1人でした。小学校や中学校の頃、たまたま答えはあっていたもののなぜそれが正解なのか。説明しろと言われれば100%出来ないと自信をもって言えることが多々ありました。ところが、結果的に正解なのでこれでいいか。分かっていないと思われたら面倒臭そうだ・・・・。そんな理由から、分からないことをそのままにしてしまっていました。

それが積み重なっていくと、最終的には、たまたまでも正解することはなくなり、机に向かう気力すらなくなってしまいます。正直、答えがあっているのかいないのかなんて、どうでもいいんです。

大切なのは、なぜその回答になるのかという「WHY」の部分をどれだけ深く理解できるのかが問題です。

 

知らないことを知らないと言うことには勇気がいるかもしれません。歳をとればとるほど、自尊心が傷つくことを恐れてしまうものだと思います。ただ、これも同様に、知っていることには何の意味もないんです。

それをどれだけうまく使えるか、応用させることができるか。それがもっとも大切な部分です。博識を誇らしく思う方もいますが、それよりも知恵がなければ人は生きてはいけません。

 

それは英語でも同じことが言えます。英検1級の試験に出てくるような難しい単語を知っていたとして、喋れない人は本当に喋れないですから。ところが、中学卒業程度の単語しか知らなくても、単語の使い方、文法の組み立て方さえ知っていればコミュニケーションは成り立つわけです。

つまり、英語もどれだけ多くを知っているかではなく、どれだけうまく知っていることを応用させるかが重要になってくるということです。日本人が新しい日本語の語彙を習得するときに単語帳を使いますか?使わないですよね。多くの方は、読書やニュースから多くの新しい語彙をインプットしています。英語もそれと同じで、基本的な文法と中学卒業程度の単語さえ知っていれば、自然と語彙力は上がっていきます。

 

ということで、私は40代だろうが50代だろうが、基本的な文法と中学卒業程度の単語帳を何も恥ずかしがる必要もありませんから、とりあえずそれを勉強することをオススメいたします。

オススメの中学程度の文法書がこちら。

 

こちらの問題集は、これまで難解と思われていた英文法をものすごくシンプルに、1つの文法に対して1つの説明があるのみ。というすごくスマートな仕上がりとなっています。例えば、

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。

この文を理解できない日本人はいないと思います。長いトンネルを抜けると雪国になっていた。ただそれだけの話です。それと同じです。読みさえすれば何が書かれているのかが分かる本ですから、読みさえすれば「英文法とは何か」が分かるようになります。

 

これほどまでに無駄な説明が削ぎ落とされた文法書は珍しく、中学校で使う教科書もこれくらい簡単であったら、英語で挫折する人などいなくなるはずです。それくらい分かりやすいので、本当にオススメです。

 

そして、その読んで理解した文法をテストする問題集がこちらです。

 

 

分かります。分かります。

テストと聞くだけで拒絶反応・・・。分かります。本当に、日本人のイメージするテストとは悲惨なものです。

しかし、別に点数も合格もありませんから。ただ単純に自分が読んで「なるほど」と思ったことを応用させるだけのことです。卵焼きの作り方をわかった人が、明太子入り卵焼きを作るようなものです。

 

つまり、何もつらいことではないんです。むしろ自分の能力が高くなっている過程を自分で見ることができる。絶好のチャンスなんです。それが、テストです。本来、テストとは自分の能力の成長を実感するためのものであり、悲しいものやつらいものではないんです。もうあなた方は学校を卒業された立派な大人です。

何も恐ることはないんです。楽しんで、自分の英語の成長を実感するためにこの教材を使ってください。

 

 

ついでに

中学程度の単語は知っておいて損はありません。先ほども言いました。

中学卒業程度の単語を知っていて、基本的な文法さえ使えれば会話に困ることはほとんどないんです。

いいですか。いきなりTIMESを読んだり、英字新聞を読んだりすることは不可能なんです。

だけど、始まりはここからなんです。だから大丈夫。高校を中退し、たったの1年で偏差値を40上げた私が言うのだから間違いないんです。そして、私は19歳のときには電車の中で英字新聞をドヤ顔で読めるようになっていました。当然、理解していました。

だから大丈夫なんです。ほんとうに、大丈夫。慌てないで、恥ずかしがらないで、少しずつ始めてみませんか?

単語帳はこちら。