はい、どーもー。世界の唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ)です。
ということで、今回はフィリピンの寿命についてを調べてみたのでそれをご紹介いたします。
2016年のデータでは、69.09歳となっています。若いですね。
ちなみに、
・男性:65.81歳
・女性:72.66歳
と、女性の方が長生きなのは日本と同じなようです。
日本の平均寿命はこちらです。日本てすごい長生きですよね。その割に毎日せかせかと働く人々で街はごった返しています。一方、フィリピンとりわけセブ島では、あまり熱心に働く人を見かける機会はほぼありません。それなのに短命です。
自殺以外では、労働時間や激務というのは寿命には関係ない。とこれだけを見ていたら言えそうですよね。じゃあ毎日15時間働いても良いのかっていう話ではないんですけど。
医師数(1000人当たり)
めっちゃ少なくないですか。医者は1000人に1人しかいないという現状です。これは2004年のデータなのですが、2018年現在、どれくらい増えたのでしょうか。おそらくそんなには変わらないと思います。
うわあ、日本てすごい国だああ。と、まあフィリピンと比べてもあまり意味がないのですが、自分が22年間暮らしていた国ってこんなに素晴らしいところだったのかと、データをみると思いますね。あくまでデータ上の話ですけど。
死因について
既に挙げたように医者の数が少ないというのも原因にありそうですし、フィリピンは治安が悪いと言われているので、殺人によって亡くなる方もかなり多いのかなと思い調べてみました。
やっぱり、全体的にフィリピンは治安が悪いですね。殺人がこんなにも起きるなんて、どういう倫理教育を受けてるのでしょうか。日本でも殺人事件ってありますが、やはりこう見ると「他人事」で済んでしまっている訳が分かりますね。
日本に暮らしている時、殺人事件のニュースを見ると「うわあ、怖いなあ。」と、どこか遠くの国で起きている事件をみているようでした。それだけ自分の周りは治安がよくて、平和で、事件なんてありえないような環境で生きていました。
特に危機感を持てとか説教をするつもりも、日本の素晴らしさを語るつもりもありませんが、もっと日本を誇らしく思っても良いのかなと思いますよ。まあ殺人事件の理由に関しては、若者の数とか貧困とか、国の背景自体に原因があることの方が可能性としてはありますよね。
死因第1位
心血管疾患
書いて字の通り、心臓や血管など循環器の病気で、この類の病気によって年間約170,000人のフィリピン人の方が亡くなっているそうです。
しかし、20年前はこの病気で亡くなるフィリピン人は年間87,000人だったそうです。心臓や血管の病気、一概には言えませんが、外資系企業で働く人の収入が増えて食生活が変わったり、外資系のファストフードが増えたことも原因にあるのではないでしょうか。発展途上の国では、よくある現象です。
あとは、暮らしていると実際に感じますが、揚げ物食べ過ぎ。
死因第2位
脳卒中
これは日本でも死亡率は高い病気ですよね。脳卒中による死者数は、100,000人に82.77人と推測されています。多分医療が発展してもしばらくはこの数字は変わらなであろうと思われます。
死因第3位
下気道感染症
これは主に肺炎、気管支炎、肺膿瘍やインフルエンザなどを指します。日本にいてこれらの病気で亡くなる方は本当に少ないと思います。日本にいたら治る病気も、フィリピンでは死に至る病だということです。
特に貧困層ではこれらの病気で亡くなる方の割合が高くなっています。それは同時に、国の貧困度を表す指標にもなっていると思います。
フィリピンで保険に入れるのは一部のお金持ちだけで、その制度はアメリカにならっているそうですが、もっと冷静に考えて欲しいものです。アメリカの真似して国が崩壊するとは思わなかったんですかね。
いかがでしたか?
フィリピン、日本ではありえないような死因で亡くなる方もいまだに多く存在しています。僕の将来の夢は、機会均等の世の中を作ることです。
フィリピンに限らず、世界中の人が当たり前に病院へ行ける世界を早く実現したいものです。そして、僕にそんなことが成し遂げられるんでしょうかね。
だから、僕は会社を作りました。僕のこの願いを、意志をずっと引き継いで欲しいからです。自分に子供がいなくても、会社があれば、自分を引き継いでくれる人が現れると、そんな単純明快なお話です。