セブ島の治安が悪いイメージは、あくまでイメージなのか。 | セブルート

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はい、どーもー。世界の唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ)です。

ということで、今回は少しだけセンセーショナルな話題になります。セブ島の治安が悪いイメージってあくまでイメージなのか?という話です。

 

先日、スグボメルカドで餃子屋台をやっている福部屋のおかあさんからこんな話を聞きました。

僕らの住む地域からタクシーでほんの数十分行った町で銃殺事件が起きた。と。

概要は以下の通りです。

 敵対するマフィアグループが薬物関係で揉め事を起こし、片方のグループの人員が1人で車を運転していたところ、両サイドを敵対するグループの人員2人に挟まれて、数十発の銃弾を打ち込まれた。車を運転していた人は死んだらしい。  

 

この話を聞いたとき、セブ島の治安が悪いのって、あくまでイメージなんだな。と思いました。その理由は、日本でも暴力団同士の衝突は起きているし、薬物関係で揉め事を起こしている人はたくさんいる。ただフィリピンという国柄、そういった事件がよりセンセーショナルに聞こえてしまうのだろう。つまり、フィリピンという発展途上国のイメージがある地で起こる殺人事件は、先進国で起こる殺人事件よりも「衝撃的かつセンセーショナル」に聞こえてしまうのだろう。イメージ故に。

 

しかし、基本的な治安は日本よりは確かに悪いし、その他の先進国に比べてだいぶ不安な要素がたくさんあると思う。今日はそれをそれぞれ見ていくことにしましょう。

 

 

 

まず僕や多くの留学生が暮らす地域は、間違いなく安全です。夜中に外を歩いていても働く人がたくさんいるし、警備員もそこかしこにいます。※寝ている場合が多い。

この日常生活で気をつけなければいけないことは、交通事故とぼったくりです。

セブ島では電車が開通しておらず、そのため毎日毎日深刻な渋滞が起こっている。そして、なぜか信号は設置されていない。この理由は、僕は個人的に、 信号があったとてそれに従うような国民性ではない点  国家として、信号の電気代なり、エネルギーを常時まかなうほどの国力がない点 ではないかと考えています。

 

そのような訳で、交通事故には本当に気をつけなければなりません。I.T.Parkで慣れているからと行って、他の地区でも同じような道路の渡り方をしていると本当に危険です。そして、荒々しい運転をする彼らの多くが、 無保険 です。日本では考えられませんが、日本では考えられないことが普通の国です。それはアメリカでもそうです。彼らは家の中に土足で上がりますよね。

 

つまり、海外に行くということは、日本の常識が常識ではないということをお忘れのないやうに。

 

ぼったくりですが、これは正直、観光者の場合は気がつかないと思います。というのも、そもそもの物価が安いので、定価にプラス数十ペソ、数百ペソを上乗せしたところで、日本人にすればどれでも格安なので気がつかないということです。

 

仮にぼったくられたとしても、たかだか数十ペソであれば諦めた方がいいです。フィリピンも普通に銃が持てる国ですし、しかも安く買うことができる国です。あるいは、ナイフを所持しているかもしれません。ちゃんとした商いの場での交渉なら全く問題ないのですが、それ以外の密室や、人が少ない場所でのネゴは絶対にやめましょう。

 



 

夜遊び

海外にくると夜遊びしてみたくなるのはわかりますが、気をつけるべき点はいくつもあります。

 

特に男性の場合、「性的サービス」 のお店に行ってみようという方もおられると思いますが、やはり病気の心配があると思います。これもまたイメージでしかないのですが、 フィリピン人は性病を持っている。 というのは、一般的なフィリピン女性には当てはまりません。

これは、処女以外性病を持っているというのと同じくらい論理の飛躍です。特にフィリピン女性を擁護する気はないし、したところでメリットが何もないのですが、「間違ってるよ〜。」な情報なので訂正しておきます。

 

では、フィリピン女性=性病のイメージは何が原因なのか。それは日本にいる出稼ぎフィリピン人によるものと、現地の違法風俗店によるものだと思います。セブ島で言えば、マンゴーストリートは有名な風俗街です。僕は当然マンゴーストリートに一度も行ったことはありません。あ、 マンゴーストリートにも観光地があるのでそこに行くことがヤバイという意味ではありません。  

マンゴーストリートで、女性を買うことがヤバイという意味です。絶対にやめておくべきです。素人のフィリピン女性は、例えば大学を出て働いている人などは本当にまともな考えを持っているので、フィリピン女性=性病は本当に誤りです。

 

 

犯罪系

 

犯罪系、これは普通に生活していれば巻き込まれることはほぼありません。日本と同じレベルでありえないと思います。ゲリラ的な、通り魔や発砲事件を除いては、普通の生活をしていれば大丈夫です。

 

冒頭でも述べましたが、 犯罪に巻き込まれる人間は、日本でもフィリピンでも自らそのような交際をしている人や関わりを持っている人たちです。 

 

しかし、スリや気がつかぬ間に。。なんてことは確かにあります。僕の周りで普通に生活している日本人で巻き込まれたことのある人や、スリ被害にあった人はいませんが。リタイアビザの友人から聞いた少しぞっとする話をしようと思います。

 

 彼がタクシーに乗っているときに、これもあるあるなのですがタクシードライバーがメーターを使わずに口頭で値段を言ってきたんだそうです。彼がそれに応じずに「メーターを使え。」と言ったところ、人影も電灯もない真っ暗な道にドライバーが進み始めて、彼は身の危険を感じた為お金を払って、無事解放された。 

という話です。

彼はセブ島に長く住んでいるためタクシードライバーの進む道が間違っており、危険な目に遭う可能性を察知することができたので無事だった訳ですが、もし観光客で道をよく知らなかった場合、何をされていたかわかりません。このような犯罪に巻き込まれる可能性は0ではありません。なので、「金」で済むのなら大人しく払いましょう。



 

総論

 

どうしても日本は本当に安全な国なので、平和ボケしている人が非常に多いです。

女性の場合、深夜に1人で出歩くことはやめて、男性でも、あまり人のいない時間帯には外を出歩かないようにしましょう。それでもどうしても必要な場合は、「Grab」という配車アプリを使うことをオススメします。

このアプリは、運転手の顔と名前、評価が公開されているので、それを見ながらドライバーを選ぶことをオススメします。

フィリピン(セブ島)=治安が悪い

という感覚を持っていてデメリットはありません。が、不必要に煽ることをやめるとするならば、普通の生活をしていれば日本と同様に安全な国、場所であると言えると思います。

 

 

いかがだったでしょうか。どこの国にも犯罪や事件はあります。しかし普通の暮らしをしていれば巻き込まれることがないのは、日本もセブ島も同じです。

但し、テロやゲリラ的な犯罪に巻き込まれて悲しい想いをした方、あるいは、亡くなられた方、全ての方にお悔やみ申し上げます。世界から一刻も早く、そのような野蛮で下劣な本当に最悪な事件がなくなることを心より祈っています。

 

Have a nice trip and study in CEB