こんばんはマスオです。
どうやらコロナ後、世界は全く違う景色となってしまう可能性が高まっています。
日本だと、夜のお店はかなり厳しい状況が続きそうですし、飲食店だと居酒屋系は大苦戦が予想され、カラオケ店は今後閉店ラッシュが予想され、フィットネス(ジム)はオンラインビジネスが台頭することが予想されます。
マスオはセブ島在住なので、コロナ後のセブ島の未来を描きつつ、業種別に【倒産危険度】をランキング化してみました。
目次
断トツ1位・・・英語学校(ESL)
某英語学校の代表による、Youtubeによる根拠のない発言によるPR、SNS配信だけでなく、いくつかの学校が返金問題を抱えています。
こうした英語学校だけでなく、優良英語学校は返金をしたがゆえに、今後倒産危機に直面する可能性があります。
韓国系は体力のある優良な学校が多いものの、学校全体の数は半数以下になるだけなく、残った英語学校は他の会社に買収される可能性も十分にありえます。※日系は7‐8割が経営危機に直面することでしょう。
日本‐セブ島間でのフライト再開問題、渡航後の隔離問題だけでなく、根本的に固定費が高く(家賃が大きい)、従業員の整理や施設の整理が進まない学校から、6‐7月以降どんどん閉鎖となっていくでしょう。
<悲報>セブ島英語学校関連・飲食店倒産・閉店、閉校、閉鎖情報
2位・・・旅行代理店・ツアー会社・ホテル
当面外国員をターゲットにした観光ビジネスは、全滅の様相です。
現地セブ島にある多くの日程旅行代理店、ツアー会社は、日本人向けに高い料金にてサービスを提供しており、そうした会社が現地人向けにビジネス転換を図るのは、難しいでしょう。
日系のホテルは数多くありませんが、かなり厳しい経営環境が続くことは、間違いありません。
3位・・・日系飲食店・美容系スパ・カラオケ店(KTV)
日系の飲食店の内、日本人の集客に通っていたところは、非常に厳しい状況になると思われます。
店舗展開しているお店は、店舗数を半数以下にしていく必要があり、決断が遅れると全滅となるでしょう。
日本人をターゲットにした、美容系、マッサージ店、高級サービスの店舗は、当面かなり厳しい状況が続くでしょう。
この部分は日本人をターゲットにした、旅行ビジネスに近いです。そう簡単に業態転換を図ることはできないでしょう。
4位・・・日系メディア(WEB及びフリーパーパー)
この業界は固定費が高くないので、倒産となるのに時間がかかると思われます。
しかしながら、今後新規のスポンサー(広告顧客)をみつけることは難しく、既存顧客もどんどん広告出稿を控えることになるでしょう。
旧〇セブは、売上が90%以上減少すること間違いありません。セブ島留学の業界が復活しても、70‐80%以上の売上減が続き、元の売上に戻ることは一生ないでしょう。
フリーペーパーの業界は売上50%以上減となり、もともと収益力の弱い業界なので、人員の整理をすすめる必要があると思われます。
<番外編>コロナ後で飛躍するセブ島ビジネス
最後にコロナ後(コロナ中含め)で飛躍するセブ島ビジネスを紹介します。
1位・・・現地フィリピン人向けビジネス
日本人や外国人をターゲットにした事業ではなく、現地フィリピン人をターゲットにしたビジネスは、回復が早いと思われます。
2位・・・オンライン英会話
フィリピン人の英語力を生かしたオンライン英会話は有望です。非常に競争が激しい分野なので、今後の参入は何か特徴が必要になってくるでしょう。
3位・・・オンライン全般
日本とフィリピンをつなぐという意味で、オンライン事業全般は有望だと思われます。いくつかアイデアはあるのですが、ここでは企業秘密とします。
以上です。
セブ島で経営危機に直面する、現地企業もこれから出ることが予想されます。そうした企業を買収するのも一つの手ですが、日本人でそれをやり切る経営者がいるでしょうか。
日本人、外国人からの高額な料金を取り続けてきた会社経営者が、そうそうそういう事業でやっていけるようになるはずもありません。
今後1‐2年は、セブ島では日本人経営者は大苦戦することでしょう。
そうした中で、先見性をもって投資、事業拡大できる経営者が現れることを、祈ります。
それではまた。