セブ島英語学校が返金を渋る謎に迫る!

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おはようございますマスオです。最近時間があるとついついTwitterで、学校名+返金とかで検索するんです。そうするとトラブルが発生している学校はすぐにわかりますよ。それにしても、多くの人が自分が払ってしかも留学する前で、なんで返金がすぐでないんだ、100%でないんだ、が大きなポイントになっています。

今日は数学とファイナンス(心理学じゃなかったっけ?)が大好物なマスオが、わかりやすく解説します。ファイナンスというよりは、企業のキャッシュフローと数字の分析になります。

そもそもの英語学校の事業

まず大前提として説明したいのが、セブ島の英語学校の事業というのは、究極の現金ビジネスだということです。なんで究極かって、それは先にお金がもらえるからです。わかりやすく解説するために、今4月で5月から留学生が10名で一人10万円の費用かつ毎月10名入学するのが3か月続くモデルを想定します。

1月 10万円×10名=100万円入金(売上)生徒ゼロ
2月 10名が留学開始。売上10万円×10名=100万円入金
3月 10名が留学開始 売上10万円×10名=100万円入金
4月 10名が留学開始 売上入金は5月入学の生徒次第

一番のポイントは、生徒は留学前に振り込みしますので、学校には4月にすでにお金が入ってきてるのです。で、実際のサービス提供は5月なので、生徒が獲得し続けることができれば、非常に潤沢な現金を事前に確保できる、究極の現金商売だと言えます。ちょうど飲食店と製造業の場合を比較するので参考にしてみてください。

飲食店の場合

商品を準備して、お客がそれを食べてから売上、現金が回収できる。

※飲食店も現金商売だが、準備してお金を得るのに時間がかかる。

製造業の場合

商品を製造する。サプライヤーに販売するも、実際にお金を得れるのは1-2か月かかる。

※製造業の場合原料費はすべて事前準備。商慣習上末締め末払いだと、入金まで1-2か月は最低でもかかる。

どうですか、現金商売の典型ともいえる飲食業でも、お金(売上)は商品を提供して初めて得ることができます。製造業にいたっては、製品を販売してもなお、売上を得るのには時間が必要です。

いかに、英語学校の事業が企業経営でいう、すばらしいキャッシュフローの構造をしているか理解していただけると思います。問題は次なんです、、、

突然の学校閉校

あえて、同じデータを使いますよ。で、突然の閉校で入金がないパターン。

1月 10万円×10名=100万円入金(売上)生徒ゼロ
2月 10名が留学開始。売上10万円×10名=100万円入金
3月 10名が留学開始 売上10万円×10名=100万円入金
4月 ※閉校にる売上ゼロかつ返金

上記がまさに4月のセブ島の英語学校の状況です。状況的には3月中旬から閉校なので、途中で帰国する生徒とかの返金問題もあるわけです。で、新規の売上入金はほぼゼロ。

実際に日本人の場合は、結構早く振込するんですよね。5月からの留学で3月とか2月に振り込む人も多いんです。そのお金もすべて返金対象になると、売上の2か月分くらいは全部返金しないといけない。先の預かったお金とはいえ、結構きついはずです。

実際はずさんな資金管理

こういう厳しい状況でも、返金を即時に対応している優良学校があるという情報をマスオは得ています。ただ、お金って入ってきちゃうと、特にオーナー経営のずさんな資金管理をしている会社なんかは、好きなもの買っちゃいますよね。今回の返金問題は、会社として特に資金面で信用できる学校、そうでない学校で結構バッサリ分かれているはずです。ほとぼりが冷めたら、徹底的に優良学校を調査して、マスオのセブ島留学でしっかり紹介したいと思います。広告代なんていらないですよ。そういう学校に立ち直ってもらいたいです。

過剰投資も要因

SMEAG、CIA、某英語学校あたりは、新キャンパス、増床で過剰投資が指摘されています。韓国系のSMEAG、CIAなんてマクタンにとんでもない規模の校舎建設中らしくて、現在建設もストップ(CIA)しているらしいですが、どうする気なんですかね。

本来そうした投資資金は、会社としての利益から出すべきなんですが、どうやらあらかじめ振り込んだ生徒のお金を使って、もう一部使っちゃているのかもしれません。そうなると返金と言われても、すでにお金はないという状況なのかもしれないです。

セブ島英語学校が返金を渋る謎に迫る!(まとめ)

本来セブ島英語学校はキャッシュリッチ
突然の閉校でどこも返金は苦しい
それでも返金は優良学校
根本的にはずさんな資金体制か過剰投資が原因

ということが判明しました。お分かり頂けましたでしょうか。

<ブラック>情報ばかり書いて、マスオも少しお疲れモードです。そろそろセブ島の英語学校再建のお手伝いもしたいところです。マスオはシャイなので、50人も100人も美人のフィリピン人に囲まれて仕事は出来ないです。そうすると、マスオとしてはですよ、今後しっかり立ち直る英語学校さんとは、同盟というか味方になりたいと思っています。

ちょうどそういう記事書きました。

マスオ塾<稼ぎ方>第八回競争相手と味方

ぜひ見てみてください。

それではまた。