こんにちは、唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ)(@xoxo)です。
CNNのこちら(http://cnnphilippines.com/business/2019/02/20/rodrigo-duterte-revised-corporation-code.html#.XG4m3BS5vB8.twitter)の記事にフィリピンの会社法が改正されたと書かれています。
Its provisions include removing the minimum limit on the number of shareholders required to register a corporation from five. The amendment allows one person to register a business as a corporation by oneself.
簡単にいうと、これまでは最低5人必要だった発起人(株主)が今後は1人でオッケーになったということです。
ただ、外国人にこれが適応されるのかはまだ定かではありません。もし外国人も1人で登記できるようになったら、ものすごい数の株式会社が乱立されそうですね。
それからもう1点。
“This new law will create more businesses nationwide because of the ‘one person corporation’ provisions and the removal of the minimum capitalization requirement for incorporation – with some exceptions,”
と、フィリピン人のちょっと権威のある人がコメントを出しているそうです。これによると、最低資本金制度の撤廃も改正に含まれているそうです。
1人で、資本金1ペソから株式会社が設立可能になるということです。日本ではだいぶ前からこの条件が適応されていますが、フィリピンではやっと今という感じですね。
ところで現状、フィリピンって会社設立しやすいの?
私は日本で法人登記をしたことがありますが、正直ものすごく簡単だった印象があります。確かにいまだに役所に行って収入印紙貼って・・・など、面倒くさいと思った部分もありますが、書類作成に数日、提出、受理されるまでにたったの3~4週間だった気がします。
もちろん1人で、しかも初めてでしたがその程度です。
一方でフィリピンの場合、調べても調べてもどの情報を信じればいいのか分からないくらい様々な会社登記に関する情報が出てきます。
色々な会社経営者にも聞いて回った結果、こっちで起業する時は弁護士がマストなようです。ただ、弁護士費用も安いとのことです。
今回はCNNで公開されていた情報がかなり少なかったのでここまでとします。引き続き会社法のニュースは追っていこうと思います。