【初心者向け】セブ島で初のスペシャルマッサージは108SPA

スペシャルマッサージ

まえがき

私はこれまでスペシャルマッサージを下品極まりない性的サービスだと思っていた。フェミニストではないが、それでしか稼げない女性、あるいは、生きていくためにそれをしている女性を利用した、あまりにも倫理観の欠如した男性向けサービスであると考えていた。

しかし、初めてスペシャルマッサージを経験した今だから言える。

「スペシャルマッサージは、芸大予備校と大差ないほどの高尚なサービスである。」

お金を払わなければ奉仕してもらえない自分を嫌いになったりはしないのか。お前らにプライドはないのか。

という考え方そのものが高慢であり、下品な考え方だったことを認識した。

この素晴らしい気づきを与えてくれた108のセラピストの方、ありがとう。心を込めて、世界の和久井より。

目次

  • 108スパの場所
  • 108スパの料金と時間
  • 108スパのサービス全貌
  • 108スパが初めての方におすすめな理由
  • 最後に

108スパの場所

108スパはマボロ(キャッスルピークホテルの近く)と、A.S.Fortuna沿いに2店舗あります。今回は、私が生息しているBaniladから近いA.S.Fortuna沿いの108スパへ行ってきました。

A.S.Fortuna沿いの108スパは、居酒屋呑気(のんき)という日本居酒屋と同じ敷地内にあります。駐車場の一番道路側にある看板も何も出ていない平屋の建物が、それです。

タクシードライバーには、

「ワンオーエイト、エーエスフォーチュナ」
と言えば伝わるでしょう。

108スパの料金と時間

108スパの店内に入るときは、ドアの横にある呼び鈴(インターホン)を利用します。

これは警察等のガサ入れ対策だそうです。店内に入ると、すぐに受付になっており、マッサージ?と聞かれるので、yesと答えます。

スペシャルマッサージ1時間 900ペソ

こちらからスペシャルマッサージと言う必要はありません。受付の人が言う「マッサージ」にはスペシャルが内包されています。

カウンターで最初に900ペソを支払うと、施術ルームへと案内されます。

108スパのサービス全貌

まずは普通にマッサージをされます。108スパの900ペソコースだと、上半身のみのマッサージとなります。

その後、腰をあげるように促され、腰を浮かした状態で股の間からオチンチンをマッサージされます。これは規則性があるのかはわかりませんが、蟻の門渡り、亀頭、竿などを不規則にほぐしてくれます。

ここで初めて、あ、リンガムマッサージとはこれのことか、と。

四つん這いのような体勢でしばらくリンガムされると、フロント(仰向け)になってくれと頼まれます。

ここから悶絶級・昇天級・あの世への誘いマッサージが始まります。

行かないと分からないと思いますが、全く性的サービスを受けているという感じはありません。というのも性的サービスでは味わえないような快感で、オチンチンのツボを指圧されているような感じです。全く激しくもパフィーマンス性もないのに、果ててしまうのです。

60分900ペソ(約1,800円)

この値段でこの経験ができてしまうのだから、男はみんなセブから離れられなくなるわけです。

108スパが初めての方におすすめな理由

そのほかにも有名なスペシャルマッサージは存在します。しかし、一番英語を話す必要がなく、一番プロフェッショナルを感じるのが「108スパ」です。

中にはマッサージ中にチップの話をしたり、エクストラサービスの営業をしたり、どうでもいい話をしてくるクソセラピストも存在しますが、108スパは受付以外ではほぼ会話はありません。

今回一切写真を使っていませんが、スペシャルマッサージを楽しむ一つのマインドセットとして

「普通のマッサージに来ているつもりでいる。」

というのがあります。普通のマッサージに来ているのにまさかそんなところをマッサージされるなんて!という、あのドキドキ感をセルフ醸成することができます。

要するに、想像力を最大限に活用してください。

最後に

施術後に受付で提供されるティーもそこそこに、私と友人はスパの外へ出た。喫煙所へ向かう途中、私たちは荘厳な施設内でこらえていた感動を同時に爆発させた。

「まじやばかったよ!」

「やばいよね!」

不思議なことだが、私たちの担当スペシャリストは言うまでもなく別人である。それにも関わらず、同じテンションで、同じ感動を同じタイミングで分かち合うことができたのだ。

私たちは午前中から降り止まない雨の中、タクシーを拾うために歩いた。スペシャルマッサージを受けた男2人が、大雨の中をびしょ濡れになりながら歩いている。この世界のどこかで、これ以上に哀れで惨めなことがこの瞬間に世界のどこかでも起きているのだろうかとさえ考えた。しかし、あの時の私たちを修飾する語がこの世に存在するとするならば、それは「下品」でも「ダーティー」でもなく、「イノセント」だったに違いない。