マアヨン〜!
こんにちは、セブ島の唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ)(@xx)です。
唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ)は実は会社の代表でもありまして、3月の決算に怯えながら毎日過ごしている訳ですが、まあ社員はおらずとも会社は作っておいてよかったな、と思うことは多々あります。
目次
とりあえず会社作っちゃうことのメリット
- とりあえずなんかはしてる人だと思ってもらえる
- とりあえず行動している人だとは思ってもらえる
- とりあえず対法人営業で会社名を名乗れる
- とりあえずいつでも従業員雇える
- とりあえずすぐに事業始められる
- とりあえず、便利
- とりあえず2社目は余裕で作れる
と、併せてセブ島で起業することのメリット
- 社長がたくさんいる
- SNSで連絡が取れる
- ちょっと名前を覚えてもらいやすい
- 人件費は確かに安い
- 起業したい日本人がたくさんいる
- 生活費が日本に比べて安い
セブ島で起業すると社長に会える
日本だと有名な企業の社長と会うことは非常にハードルが高いですよね。
私も学生の頃は毎日ソフトバンクの社長室とかトヨタの社長室とか、とにかくいろんな巨大企業の社長室に電話をしていたのですが誰にも会えませんでした。毎回秘書が出て「孫のお知り合いですか?」と聞かれるので毎回「今後知り合いになりたいので電話しました。」と押し問答を繰り返していたのですが、結局会えませんでした。
ただセブ島の場合は話が違ってきます。狭い島に日本人社長が密集しているので、割と道端で有名語学学校の社長を見かけたりもします。私の場合は、セブ島そろばん教室IPPOの大社長をごくごく稀に見かけます。
会おうと言えば簡単に会える訳ではないと思いますが、日本よりも会える確率はだいぶ高いです。
その時に重要なことは自分が何かをしている人だと名乗れることで、「今後起業したいと思ってます!」
とか言っても「あっそう。」で終わってしまうのではないかと思います。起業したい人なんか腐るほどいますけど、だいたい起業したいと言ってすぐにしない人って生涯に渡って起業しないので、起業したい人=起業しない人ではないですか?
その辺はよく分かりませんが、起業したいと言っていて起業した人は自分の周りには一人もいないです。
だからとりあえず会社作っちゃえばいいと思います。2~3週間で確か手続き自体はおわった気がします。
大変勉強になる
大変勉強になります。
皆さん大変な苦労をしたのかもしれませんが、多くの人がしれっとしていますし、話すことがやっぱりすごい面白い(趣がある)です。
多くのことを勉強したいと思っている人にとっては最高な環境なのではないかと思います。挑戦を続けるおじさんたちを割と近くで見たり、関連の情報を聞いたりすると「すげええ」と思いますし、学ぶことは非常に多いです。
日本でくすぶってるなら、とりあえずセブ島来ちゃいなよ、YOUという感じです。
人件費は確かに安い
人件費は安いですが、マネジメントがすごい難しいと感ぜられました。私個人的に。
ひたすら耐え忍ぶしかないと今では悟っていますが、初めての起業で初めてのフィリピン人従業員はだいぶ厳しいです。
堪え難きを堪え、忍び難きを忍び もって万世の為に太平を開かんと欲す
こういうことです。
とりあえず一回失敗しちゃいないよ、YOUという感じです。私が尊敬するヘンリー・フォードはフォードを作るまでに7社を倒産させて5回破産しています。でも写真で見るヘンリーフォードは全部しれっとしています。
ちょっと名前を覚えてもらいやすい
日本の東京の六本木で起業するよりは、近隣の人に名前を覚えてもらいやすいと思います。
私も早く有名人になりたいのですが、step by stepでいろんな方々と知り合っていけたらいいなと思っています。
よくコネを作るためにセミナーに参加するという人いますけど、意味ないですよね。
何もやってない人が何かを為している人と出会って何の関係が築けるのかちょっと私には理解できなくて、私は必要な時に必要な人と出会うと思っているので、セミナーに参加したこととかほぼないですし、コネを作ろうと奔走したこともないです。だって、パンクしますよね。
自分ってそんなすごい人たちにいっぺんに相手にしてもらえるほどなんか事を為してるのか?と考えたら、コネ作りたいとか言って、何もしていない自分が忙しい人の時間を奪うって頭イかれてるというか、傲慢すぎるというか、悪い意味でやばいやつでしょ。
ということで、仕事や中身のある話を早く多くの方と出来るようになるために今はとりあえず粉骨砕身で頑張っていますね。
IPPOの大社長には名前を覚えてもらえたと思っています。昨日は面と向かって「ヒロシくん」とか言われたんですが、誰だよヒロシって。ww
まだまだということです。頑張ります。
セブ島でビジネスをするということは、我々日本人は外資になるということですから、デメリットも存在します。詳しいデメリットや法律、税制については外務省かなんかのデータを見ればいいと思いますが、ここでは身近に感じるデメリットをいくつかお話して当記事を締めくくろうと思います。
セブ島でビジネスする上でのデメリット
- フィリピン人の英語が堪能でない場合がある
- 外資規制のネガティブリストが存在する
- 基本的に日本の常識は非常識だ
コミュニケーションの壁が存在する
自分の英語が堪能だとしてもフィリピン人の英語が堪能だとは限りません。なんとなく単語は知っているものの英文法などまともに勉強したことのない20代フィリピン人はいくらでもいます。
私の実体験のみをお伝えすると、サンカルロス大学の学生は英語に関しても優秀な人が多かったです。私の場合はエンジニアとヒューマンリソースをサンカルロスの学生に協力してやってもらっていましたが、彼らは非常に優秀でした。良いマネージャーさえいればすごいスピードで成長しそうな逸材でしたね。
その他の大学の学生は、正直微妙です。まず英語が危うい人もかなりおりまして、感情的になると英語の中にビサヤ語が混じる人がいるのですが、もうわけわからん!状態です。
あとは普通にフィリピン人一般が感情的なので、その辺もいちいち気を使って言葉を選んで伝えないといけないので日本人マネージャーの方に英語の高い能力が求められます。
外資規制のネガティブリストが存在する
詳細は覚えていませんが、小売、教育、インフラなどはかなり厳しい規制を受けることになります。逆にBPOやIT系であれば外資100%でもいけるとは一般的には言われているのですが、その辺も不透明なところがあります。
あとはECやメディアなどについてもIT系だけどペソの売り上げを得る場合はどうなるのだろうか。とか色々弁護士に相談しなければならないことは多いです。確か売り上げの60%を外貨で出す場合は外資100%いけたと、どこかに書いてあったような気がするのですが、その辺も不透明です。
このように、法人登記するだけでも日本より煩わしい手続きであったり、規制があったりするので気をつけてください。
まずはセブ島に来て詳しい人に聞くのが一番いいですね。
基本的に日本の常識は非常識だ
これはセブ島のみならず海外なら全部そうですが、日本の常識は日本のみの常識で、世界百九十何ヶ国で唯一、日本だけの常識です。当たり前のことなど何もないので、日本の常識をフィリピンに当てはめることはナンセンスです。
そう考えると日本という狭い小さな国でしか常識とされていない意味不明な概念をずっと常識だと思い込んで生きていくって、めっちゃかわいそうですよね。日本でしか通用しない常識のために毎日頑張るって、阿呆らしい。
日本が嫌いといっている訳ではなく、日本の常識は世界的に見れば非常識なんだという事を知っていると別に日本的な考えにしがみつこうとも思わなくなるし、日本じゃなくても生きていけるわって思えるようになります。
そっちの方が楽しいと思いますよ。何処へでもいけるのにどうしてそんな苦しい所にずっといなければいけないのか、私にはわからないので私は日本から出ています。皆さんも、日本生き辛いと思うなら、さっさと出ちゃいなよ!
「いらない何も捨ててしまおう〜」というノリでいっちゃいましょう。
以上、セブ島で起業するメリット・デメリットでした。