【実感】フィリピン人は◯◯だ!のうそとほんと8選

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マアヨンブンタン!唐仁田 郁夫(カラニダ イクオ)です。

実際に自分がフィリピン、セブ島で暮らし始めてからは「フィリピン人 性格」などとGoogleで検索しないようにはなりました。それは、「日本人 性格」と検索しても無駄なやうに、性格なんて本当に十人十色であり、その具体的な性格、特に客観的にみた他人の性格などは受け取る人によっても違って見えるし、その人の声のトーンや表情などによっても相当印象は変わってきます。

が、例えば日本人は礼儀正しい。日本人はシャイだ。日本人は奥手だ。というのは結構誰にでも当てはまることなのではないかと思います。私はよく女性に「Not typical Japanese」などと言われます。

それはおそらくは私は、綺麗な人を見るとすぐに「I love you」と言ってしまうからだと思います。

今回はフィリピン人は◯◯だ!とよく見かける性格まとめのうそとほんとをセブに住む私がぶった切っていこうと思います。 尚、異論は認めます。勝手にどうぞ。 



 ほんとです。 

フィリピン人を知る上で重要なファクターとして、彼らは激しくナルシストです。例えば自己愛性障害という精神疾患があります。心理学を専攻している人間からすると私は「自己愛性障害」だそうです。

この自己愛性障害とは簡単にいうと、ありのままの自分を愛することができず、常に誇大化した自分像を持ち、それに陶酔する障害です。なので自信過剰であり、人を見下し、プライドが高いですが、それは全てもろいのですぐに傷付きます。この部分は躁うつにも似ています。

しかし、フィリピン人は完全な自己陶酔です。ありのままの自分を愛して止みません。

その証拠に、スマホの待ち受けはほぼ全員が自分です。しかも顔のドアップです。そしてインスタにはほぼ100%の確率で激しく自撮りを投稿しています。男でも女でも、です。

本当にナルシストが多いので気持ち悪いですが、日本人は少しこの自信過剰を見習ってみた方が楽しくいきられるかもしれません。ありのままの自分を愛せることは、日本ではセミナーなどが行われるほど難しいテーマですが、フィリピン人はナチュラルボーンです。

ありのまま自分を好きになる。それはある意味では、幸せかもしれません。頑張る必要、ないからね。



フィリピン人は時間にルーズだ。

 ほんとです。 

フィリピン人は時間にルーズです。これは本当にどうしようもなくイライラするところです。正直、あまり言ってると止まらなくなるくらいイライラする経験があるのですが、あくまで冷静に。

セブ島では電車が走っておらず、道路は常に渋滞しています。また信号もないため、交通整備がされておらず、日毎、場所毎に到着する時間の予測が難しいというのが彼らの言い分です。

正直、フィリピン人はこの言い訳を万能のリーサルウェポンだと思っています。冷静に、あくまで冷静に言うならば、

お前何年セブに住んでるんだよ、渋滞する時間も考慮して家を出ろよ。

というところです。あくまで実体験ですが、あるフィリピン人(元スタッフ)とは毎回会う場所と時間が同じでした。なんで毎回数時間単位で遅刻できるか、そのほうが不思議で仕方なかったです。クビにしましたけど。ちょっと止まらなくなりそうなので、この辺で次にいきましょう。

フィリピン人はお金がなくても幸せだ。

 うそです。 

これは利害関係のない外国人に対するやせ我慢です。強がりです。

フィリピン人は楽をして、1ヶ月暮らせる金さえ手に入ればいい。という感覚で生きています。日本のように「いつかの為に。」と貯金する感覚は一切ありません。皆無です。

そのような訳で、全てのフィリピン人は親に毎月仕送りを送ります。それがたとえ20歳だろうが、未満だろうが、働いているなら義務です。

私がQQの生徒だったとき、

お金と家族ではどちらの方が大切かというテーマでディスカッションしていました。

私は、

お金の方が大切だ。なぜなら、お金がなければそもそも家族を幸せにできないからだ。

と、言いました。今でもこの考えは変わりません。しかし先生方はこんなことを言っていました。しかもよってたかって日本人の金持ち生徒を言い負かそうと試みていました。

お金がなくても幸せだ。日本ではよくある自殺なんかセブにはないし、お金なんか墓場には持っていけないよ。

家族だって墓場には持っていけないぜ。。。お金は道具です。

 フィリピン人は、無人島へガスコンロと松阪牛のどちらか1つしか持っていけないとしたら、おそらくは松阪牛を持って行くと思います。 



フィリピン人は算数ができない。

 ほんとです。 

これはそこそこ知られた話ですが、フィリピンではそもそも自国の言語には計算式を持っていないそうです。例えば、日本だと「たす」「ひく」「わる」「かける」がありますが、フィリピンではこれらが自国の言語にないそうです。なので、計算が出来ないらしいです。

という言い訳です。フィリピンでは小学校から英語を英語で教育されています。英語にはちゃんと計算式があります。なので、あるいは、嘘です。出来ないのではなく、理解が出来ないのだと思います。

フィリピン人の名誉の為に、算数を形而上学とするなら、それは苦手な人がいても仕方ないと思います。



フィリピン人はあまり働かない。

 ほんとです。 

フィリピン人はあまり働きません。多分日本でサラリーマンをやっている人からすると、フィリピン人は1分も働いていないに等しいと思います。

例えばこれを気候の所為にしてみるならば、

冬がないから貯蓄本能がないんだよ。

ということになると思います。特に春夏秋に働かなくても1年中果物は実っているし、基本的に鶏肉と豚肉しか食べないし、That’s why 働かなくても食うのに困らない。ということだと思います。

ただ、沖縄の人も一生懸命働くイメージがないですし、グアムもハワイも、だから南国の人はほんとにあまり働かないんでしょうね。これはセブに限ったことではないのかな。と。思うことは出来ます。



フィリピン人はプライドが高い。

 ほんとです。 

これもやせ我慢ですが、フィリピン人はプライドが高いです。基本的に「ありがとう」と「ごめんね」を言いません。喫煙所にいるとよくフィリピン人が

 

ライター、ライター。

と、手でライターのポーズをしながら近寄ってきます。貸すのが当たり前だと思っているのでしょうが、私は貸すことを当たり前だと思っていませんし、私がそれを彼らに貸すことで何を得られるのかわからないので、基本的にはフルシカトしています。

お前らにサラマットなんて言葉は必要ねえよ。

と、このままいくとただの愚痴になりそうなので、次にいきましょう。ちなみに、これ本当に全部実話ですから、愚痴ではなく実際にあった出来事を言語化しているだけですよ。



フィリピン人は感情優位だ。

 ほんとです。 

この間、I.T.Parkでカップルが喧嘩をしていたのですが、男が女の顔面をグーで殴っていました。それを警備員は野次馬のように遠くから見ていました。

多分フィリピンには「論」という概念がないのだと思います。「理詰め」という勝ち方も知らないのだと思います。それでいて彼らは勝った気になります。

どちらが正しいのか、そんなことは私は普段から気にはしておらず、より有益な意見を採用するので「論破」しようと試みることはあまりありません。と、言ったら家族や友人から猛批判がきそうですが、本当にそんな気はないんです。

しかしフィリピン人は、とりあえず自分が完全に正しくいつでも相手をなだめているという気分なのでしょう。ここでは全ては見せられませんが、私が完全にフィリピン人を論破しているメッセージのスクリーンショットは数えきれないほどあります。

・成果報酬で働きたいと言ってきた男に仕事を任せたら日本の中学生でも作れるようなサイトを作ってきたのでphp2,000(これでもかなり高い)をあげた所、彼の友人から私にメッセージがきました。

あなたは彼をプロとして雇っているのだから、プロとしてちゃんと扱いなさい。給料もちゃんと相手をプロだということを考慮して払いなさい。

私はこう言いました。

もし彼がプロとして扱って欲しいのなら、プロの仕事をするべきだ。日本の中学生でも作れるようなものにいくら払えというのだ。成果報酬を望んだのは彼だ。彼の成果に見合った、或いはそれ以上の金は渡したつもりだ。

・フィリピン最大手のケーブル会社

 

彼らはこの後も一切謝りませんでした。



フィリピン人は社交的だ。

 ほんとです。 

フィリピン人は社交的です。とにかく陽気で気さくです。深い関係にならなければ本当に最高な人々です。

私はここ、セブ島へビジネスをしにきました。しかし、もうフィリピン人とビジネスをすることはないと思います。なぜなら、フィリピン人のみならずフィリピンという国を嫌いになる可能性があるので。

しかし、これが最大の魅力で、最高の魅力かもしれません。結局、私がセブ島を離れられずにいるのは、街を歩けばみんなニコニコしているからなのかもしれない。そしてそんな人々を見ていると、なんだか、日本って寂しい国なのかも。と思わざるを得ないのです。

お金がなくても幸せだとは思いません。私が今幸せなのはお金があるからです。フィリピンにいると、これはあまりよくないメソッドなのですが、両親への感謝の気持ちがものすごく込み上げてきます。これは本当によくないメソッドです。

しかし、自分の生まれ育った環境がいかに素晴らしいものだったか。フィリピンにいると、自分のバックグラウンドを言い訳に生きていくことができなくなる。

だから結局、セブ島に住んでいます。