こんにちはマスオです。
セブ島のセブ市は感染者がまだ多く、当初は6月以降もMECQ(Modified Enhanced Community Quarantine)の予定でした。
しかし、本日突如GCQ(General Comminity Quarantine)となると発表されました。
まだ2日間あるため、二転三転するフィリピンでは予断が許されない状況ではありますが、本日は現在のセブ島の状況を詳細にレポートするだけでなく、GCQとなると何ができるようになるのか、どんなお店はオープンできるのか、を詳細に書きます。
目次
セブ市の感染者数(5月29日)
昨日時点で2144名です。
5月10日時点で1571名。
19日間で565名の増加なので、平均30名くらいのペースで増加しています。そう考えると直近の89名はかなり多い印象を受けます。以前と比較して検査数が増えているとすると、単純に比較はできませんが、決して感染者数の増加数は減っていない印象はあります。
6月1日からGCQとなるに至った背景
昨日あたりから、一体6月からはどうなるんだと、議論が巻き起こっていたようです。そして本日突然の6月1日からGCQとなる旨の発表です。
背景には、経済を再開しないと厳しい状況であることは言うまでもありません。
セブ市とマンダウエ市の市長が、そろってMECQを選ぶ風刺画です。
この後最終的にGCQになってしまうのですから、まさにフィリピンあるあるだなと思います。
そもそもMECQでは、特に公共交通機関の部分がフィリピ人にはかなり不便で、おそらくその部分が、多くの業種で再開できるにも関わらず、ルールが実務と会っていないと多くの批判があったようです。
MECQでオープン出来てても、従業員が出社するのがかなり難しいですので。(ジプニー使えないと、相当不便)
MECQとGCQの決定的な違い
外出制限、交通機関、キャパシティー、オープンできる業種など多くの違いがあります。
外出規制
MECQでは仕事に行く許可を得たものだけでが外出できました。あとはスーパーに必需品を買いに行くのは許されていました。
一方、GCQでは60歳以上と21歳以下の年齢宣言で外出できないだけで、それ以外は基本外出できるようになっている点は、大きな違いです。
公共交通機関
MECQでは市が運営するバスと、自家用車や業務で使用する車だけが使用できました。
一方、GCQになると適切なソーシャルディスタンスを保つという前提があるものの、タクシー、ジプニーなどが解禁になります。
Grabなどのサービスもタクシーみたいなものなので、利用できます。
業務を行える業種とキャパシティー
MECQとGCQともに、後で上げる産業以外の多くの産業が再開となります。
一方MECQは50%稼働で、GCQはフル稼働となっています。※レストランはGCQでも50%のようです。
上記にはモールも含まれますので、多くのモールが6月1日より本格的に再開となります。
業務を行えない業種
ジム、フィットネス、スポーツ施設、映画館、カラオケバー、プレイルーム(子供向け)、図書館、美術館、観光施設、学校、ツアースポット、ツアー会社、マッサージ、スパなどがまだオープンできません。散髪も現在検討をしているようですが、オープン決定されてはいません。
上記施設はGCQ後もオープン出来ません。MECQとGCQの大きな違いは、キャパシティー(稼働%)のようで、オープンできる業種はどちらも同じです。
学校は現時点で8月24日より再開の予定ですが、ESL(英語学校)については以降の許可制となる公算です。
【予想的中⁈】セブ島英語学校再開は8月末~9月以降の可能性大
6月1日よりセブ島全体(セブ市含め)GCQへ移行決定か(まとめ)
GCQ→MECQ→GCQと二転三転で決定
GCQで公共交通機関(タクシー、ジプニー)解禁
MECQは50%稼働、GCQは100%稼働(レストランは50%)
一部の業種を除いてオープンできる
マニラの状況はまだわかりませんが、くしくもセブ島は日本の緊急事態宣言と近いタイミングで、経済が再開となりそうです。
英語学校、スパ関係など運営している人はまだですが、飲食関係は売上がどのくらいまで回復するかは分かりませんが、再開となる予定です。
多くのモールが、3か月程度家賃の30‐50%減額を許容する可能性があります。マスオが出しているアヤラモールのカップケーキ屋はどうなるでしょう。30%だと悩みますね。。。
それではまた。