こんばんはマスオです。
余程のことがない限り「ブラック情報」は封印をすることにしましたので、今後は英語学校及び留学エージェントのことは〇社と、名称の頭文字をとって表現することにします。
ところで、先日驚愕の事実が判明しました。
某韓国系の英語学校P社が、多額の返金が発生しているため、6月を予定していた返金が9月になってしまうと発表しました。
P社曰く、多額の金額を一度に海外送金できないことが問題で、決して資金繰り上の問題ではないということなので、あえてブラックにはしていません。
それにしても、一律3か月も返金が遅れてしまうというのは、法的に問題ないのでしょうか。
今日はセブ島英語学校で続出している返金の遅延で、遅延損害金を請求できるか分析してみました。
目次
遅延損害金とは
支払い期限に遅れてしまった場合に、損害賠償として支払うべき損害金のことです。遅延損害金は元金の残高についてのみ発生します。 遅延損害金の利率は、法律で上限が決められています。
民法では5%が法定利息として適用されており、今回の英語学校にとっての返金債務も、この5%が適用されるとマスオは解釈しています。
英語学校からの返金遅れ、遅延損害金はいつから発生するか
今回の新型コロナウィルスの感染者拡大で、多くの学生が3月に日本に帰国することになりました。ビジネス上は月末締めの翌月末払いという慣習があるので、仮に留学エージェントを通した返金となる場合でも、3月中に返金を申し出た場合は、5月末には返金をすべきだと思われます。
本来5月末に返金をすべきものが、6月中に返金になる場合遅延損害金がかかるかは微妙ですが、それが9月とさらに3か月も遅れるのであれば、遅延損害金は生徒側からは請求できると、マスオは考えています。
仮に返金予定金額が10万円だとすると、5%の年利の3か月分の1250円は当然の権利として請求できるはずで、英語学校は遅延損害金として生徒に支払うべきです。
問題はS社やP社が韓国系の英語学校だということ
ブラックのリスト先であるS社についても、英語学校が開校してから返金をすると開き直っています。生徒に返金すべき返金債務を、まるで当然だというくらい、返金が遅れると言い切っているのです。
S社もP社もCEBU21のような、独占契約を締結している留学エージェントがないので、留学エージェントを通したとしても、英語学校が返金してくれない場合はどうにもなりません。
では生徒側が日本の留学エージェントに遅延損害金を請求しても、それは留学エージェントの過失ではないので、遅延損害金を得ることはできない可能性が極めて高いです。
遅延損害金はあくまで日本の民法のルールです。フィリピンの会社にも、韓国の会社にも日本の民法を適用させるのは不可能です。
今回の返金問題はセブ島英語学校の想定を大きく超えている
P社が返金金額が大きくなりすぎて、海外送金が出来ない事情が発生しているように、セブ島英語学校の抱えている返金債務は、想像以上に大きくなっているようです。
昨年まで多額の利益を上げていた優良英語学校ですら、返金金額が想像以上に大きくなり、真面目に返金をしたことで保有現金が大幅に減り、経営を圧迫している状況となっているようです。
ましてや、4月以降は全く売上がなく、早くて9月に開校できたとしても、4,5,6,7月の4か月間は売上ゼロ、年内絶望だと2020年は1-3月しか売上がないという状況になってしまいます。
日系の英語学校には遅延損害金を請求しよう
S社、P社は韓国系の英語学校なので日本の民法を適用させるのは難しいですが、仮にQ社で生徒の中でまだ返金になっていないのであれば、遅延損害金を学校に依頼してみましょう。
返金債権が50万円とかになると、遅延損害金も期間によっては数万円程度になります。
残念ながら金額的に弁護士や行政書士に依頼するような、大きな金額になっていません。(遅延損害金については)
今マスオは行政書士の勉強中なので、そういう請求、例えば内容証明を簡単に出すことができる、プラットフォームの立ち上げも検討しています。事業の立ち上げは資格が取得できる来年以降になってしまう予定ですが、今後同じようなことが起こった場合に、対応できるものを検討中です。
【遅延発生⁈】セブ島英語学校返金で遅延損害金をとれるか(まとめ)
請求後2か月以上の遅延で遅延損害金を請求できる可能性が高い
ただし日系英語学校のみ韓国系やフィリピン法人には出来ない
簡単に内容証明遅れるプラットフォーム作成したい
韓国系は優良な学校が多かったんですが、日本の民法適用されないとなると、安心して留学するのは難しいです。
とはいっても、日系はどこも大打撃を受けちゃっている雰囲気なので、一体何校が残るのやら・・・。
<悲報>セブ島英語学校関連・飲食店倒産・閉店、閉校、閉鎖情報
まだまだ、上記ページに学校名が追加されることでしょう。
日系はQ社だけでなく、S社、T社あたりも再起不能ともいえる悪評がTwitterで拡がっています。一度失ったブランドイメージを取り戻すのは至難の業です。
今年一杯は、セブ島の英語学校から目が離せませんね。。。
それではまた。