<絶賛>新型コロナウィルスで世界のトップ

セブ島新型コロナ情報

こんにちはセブ島の<オタク>ブロガー、マスオです。今セブ島では強制帰国となった、英語学校留学中だった生徒の返金問題で、英語学校と留学エージェントの<超ブラック>さが絶賛話題中です。<超ブラック>な世界のトップ(新型コロナウィルス編)も現在準備していますが、今日は<絶賛>編、今回の新型コロナウィルスへの感染拡大で、一躍評価を上げた国の指導者を紹介します。※こちらのランキングは各国の状況により日々変更します。

目次

1位台湾・・・蔡英文総統

今回の新型コロナウィルスで台湾政府は世界的評価を集めています。その代表的人物といえば、一国のトップでもある蔡英文氏です。

蔡英文氏経歴

(ツァイ・インウェン、さい えいぶん、ウェード式: Ts’ai Ing-wen、1956年8月31日 – )は、中華民国(台湾)の政治家、法学博士(ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス)。現在の中華民国総統(第14、15代)。同国行政院副院長(副首相に相当)、民主進歩党主席(第12-13・15代)などを歴任した。Wikiより抜粋

1956年生まれということで、まだ63歳でしかも女性です。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスはマスオの出身の知り合いが多い、イギリスの名門スクール。大学院でトップの大学に行く学歴ロンダリングの可能性もありますので、学歴についてもう少し詳しく見てみると、

父親の勧めで法学を学び、1978年に台湾のトップ名門大学である国立台湾大学法学部を卒業後、1980年にアメリカのコーネル大学ロースクールで法学修士、1984年にイギリスのロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで法学博士を取得。帰国後、国立政治大学及び東呉大学の教授に就任。専門は国際経済法。Wikiより抜粋

これは正真正銘のエリートですね。国立台湾大学は戦前は日本の旧帝国大学の一つでもあり、現時点の台湾のトップの大学、かつ法学部出身。日本だと東大法学部と印象がかぶります。そうした国のトップ大学の法学部を出ているのに、弁護士ではない。アメリカのコーネル大学もニューヨーク州にあるアイビーリーグの一つで、かつ名門大学です。帰国後は法学者として活躍されていたようです。ボンボン大学を卒業後アメリカを遊学していたどこぞの首相とは偉い違いですね。本物はこういうものです。

蔡英文氏の側近がすごい

陳健仁副総裁

台湾大学の「公共衛生研究所」で修士号を取得し、米国のジョンズ・ホプキンス大学でも公衆衛生に関するテーマで博士号を取得した。B型肝炎などの研究に取り組み、ヒ素中毒研究では国際的に知られた学者だった。その後2003~2005年には、陳水扁・民進党政権で衛生署長(衛生相)を務め、SARSの流行に直面。そのときの対応が評価された。その後、台湾の国立アカデミーに相当する「中央研究院」の副院長のポストにあったが、2016年の蔡政権誕生時に副総統に就任している。

実はこの陳副総裁今年5月に退任予定だったのです。こうした公衆衛生のプロが副総裁にいて、ラッキーだったと言われている面もあります。

陳時中・衛生福利部長(衛生福利相)

陳時中部長はもともと歯科医だったが、歯科医団体の幹部から能力を買われて、蔡総統らと同じように、陳水扁総統時代に衛生署副署長として政権入りした。当時、台湾で最大の課題となっていた健康保険制度の整備に辣腕をふるい、「アジアで最も優れた健康保険制度」とも称される台湾の健康保険制度の導入を行った。その後、蔡総統が勝利した2016年の総統選挙で医療分野の政見公約策定を担い、蔡政権発足後は総統顧問に就任。医療全般の知識と行政経験などを見込まれ、2017年から衛生福利部長となった。

彼は今台湾で最も株を上げた政治家として人気が急上昇、次期台北市長の呼び声も多いということです。

台湾・デジタル担当政務委員(大臣)の唐鳳(オードリー・タン)氏

最後に紹介するのが、通称天才プログラマーの唐鳳(オードリー・タン)氏です。2020年2月、米国の外交政策研究季刊誌『Foreign Policy』に「世界の頭脳百人」にも選ばれたことや、とトランスジェンダーであることを告白、そして、マスクの店舗の在庫をいち早く見える化したことが、全世界の話題をさらいました。2016年から政権に35歳でIT担当大臣として入閣し、現在まで40歳前です。日本でこうした人材はどうして現れないでしょうか。

<絶賛>台湾の新型コロナウィルス対応(まとめ)

SARSも経験したトップである蔡英文氏を中心に、側近3人の動くにも注目が集まっています。縦割りでない、フラットな意思決定能力をもつ台湾の政府機能も大きく貢献していると思われます。

2位シンガポール・・・リー・シェンロン首相

かなり早いうちに先手先手を打っている印象が強いのが、シンガポールです。リー・シェンロン首相は、あのシンガポールの生みの親リー・クアンユーの実の息子です。マスオはぼんぼんは基本好きではないのですが、リー・シェンロン首相は高く評価しています。

リー・シェンロン首相経歴

(英語: Lee Hsien Loong、漢字表記:李顕竜、読み:りけんりゅう、簡体字: 李显龙、繁体字: 李顯龍、1952年2月10日 – )は、シンガポール共和国の政治家。現在、第3代首相、人民行動党書記長。国父リー・クアンユーの息子。客家人。ロシア語、マレー語、華語(標準中国語)、英語が堪能。2002年リンパ腫を発病後、復帰した。Wikiより抜粋

リー・シェンロン首相もまだ68歳と若いですね。60代の国家のトップは若いほうだと思います。実際の見た目は50代でも通じる若々しい印象を受けます。このリー・シェンロン首相が本物なのは、経歴を見ればわかります。

1952年 リー・クアンユーの長男としてシンガポールに生まれる
1965年 リー・クアンユー政権成立( – 1990年)
1971年 シンガポール軍入隊
1974年 軍の奨学金でケンブリッジ大学卒業、軍に復職
1978年 アメリカ陸軍指揮幕僚大学・参謀学科に留学
1979年 ハーバード大学行政大学院で修士号取得

これだけ見ると、ケンブリッジ大学とハーバード大学すごいね、で終わるかもしれませんが、マスオは英語のWikiでこのリー・シェンロン首相が、とんでもない天才であることを知りました。

Lee graduated from Trinity College, Cambridge University, as Senior Wrangler – the top mathematics undergraduate in 1974, and gained a Diploma in Computer Science with distinction as well. 英語Wikiより抜粋

リー・シェンロン首相「Senior Wrangler」取ってるんですね。数学をトップの成績で卒業する大学生に送られる世界有数の勲章です。ここでこのSenior Wranglerについて説明をすると長くなってしまうので、避けますが、いくらシンガポールの生みの親「リー・クアンユー氏」の実の息子だからといって、この部分は本人の才能と努力なのではないでしょうか。ちなみにリー・クアンユー氏自身、実は超天才なので、息子がその遺伝子を受け継いでいると考えると納得です。下記はWikiより抜粋した経歴。

戦後の1945年にイギリスへ留学。ケンブリッジ大学のフィッツウィリアム・カレッジで法律学を専攻し(後に名誉校友となる)、1949年に首席で卒業した後は、短期間ではあったがロンドン・スクール・オブ・エコノミクスにも通い、同年に帰国した後は弁護士資格を取得し、“Laycock and Ong”という法律事務所に勤務した

最近シンガポールはまた感染者が増えていますが、すぐに学校閉校、在宅ワーク以外は完全出金禁止にするなど、初動は極めて早いです。やっぱり一国のトップは、誰が父親であるとかでなく、実力がある人がなって欲しいものです。その点リー・シェンロン首相は、サラブレッドであることに異議はありませんが、父より才能を引き継いだ天才政治家だと断言します。

3位フィリピン・・・ドゥテルテ大統領

世界が絶賛しなくてもマスオは絶賛します。われらがフィリピンの大統領です。

いち早い中国からの入国制限、マニラの首都封鎖(ロックダウン)など、ドゥテルテ大統領の決断力とリーダーシップには、マスオは尊敬の念を抱いています。弁護士でもあり、ダバオ市の市長を7期務めた後大統領選にて勝利。ドラッグウォーなど以前はやりすぎた施策に世界的に批判を集めたこともありますが、フィリピンの治安はよくなっています。

少し前にセブ島もドゥテルテ大統領の息のかかる市長が勝利をし、セブ島の新型コロナウィルスの感染者数も33とそこまで増えてません。すぐに100とか行くかなと心配していたのですが、セブ島も実質ロックダウンで今後感染を抑えれる可能性が高まっています。

<絶賛>新型コロナウィルスで世界のトップ(まとめ)

取り急ぎ3位までで、情報公開しますね。フィンランドとか別の国も加えたかったので、随時追加していこうと思います。

それではまた。