昨日夜に、昨日らラプラプ市長自ら査察が入った「QQ Englishシーフロント校ECQ違反」の件について、Cebu Daily News(セブデイリーニュース)で速報が入っていますので、原文の英語も交えて説明します。
まずはヘッドライン
Lapu ESL School closed for violating ECQ protocol
ラプラプの英語学校がECQ(Enhanced Community Quarantine)に違反して強制閉鎖となった。(Closedとなってますので、これは完全閉鎖ですね。)マスオは慎重なので、QQ代表のブログなどの状況も注視したいと思います。
イントロダクション
LAPU-LAPU CITY, Cebu – An ESL School in Barangay Maribago in Lapu-Lapu City was ordered closed by Mayor Junard Chan after it was caught still operating despite the Enhanced Community Quarantine protocol in the whole island.
セブ島ラプラプ市ーラプラプ市、マリバゴのある英語学校が、セブ島全体のECQの実施要項に違反して営業していたことが分かり、市長(Junard Chan)の命令により強制閉鎖となった。
昨日もう解決したという代表の火消し情報が出回っていましたが、こんな大々的にニュースになって、はいそうですかと今日から営業できますかね。。。
主文①
Mayor Chan said his office received a report that QQ English, a school teaching English language to foreign students mostly Koreans online, was still operating despite the ECQ.
Chan市長はECQにも関わらず英語学校のQQ Englishが外国人、主に韓国人にオンラインでまだ営業を行っているという密告を受け取っていた。
韓国人。。。韓国にオンラインの生徒そんないるんですかね。セブ島だと韓国人のほうが有名なのか、日本マーケットへの対策を講じたのか。
主文②
Chan, together with City Attorney Allan James Sayson went to the said school located in Sitio Datag Barangay Maribago on Wednesday, April 1, 2020, and requested the security guards for an entry to conduct an inspection.
Chen市長は市の法務専門官とともに、2020年4月1日水曜日に、マリバゴにある前述の英語学校に行き、査察のための立ち入りを警備員に要請した。
弁護士(法務専門官のようです)も一緒だったんですね。結構これは本格的ですね。
主文③
It took Chan’s team several minutes before they were allowed inside by the school’s personnel.When Chan asked the personnel for their business permit, the mayor was told that the establishment was still in the process of procuring one.
Chan市長の同行グループが学校の職員に中に入るのを許されるのには数分かかった。Chan市長が職員にビジネスパーミット(営業許可証)を要求したとき、営業許可証は現時点で申請(更新)の手続き中であると言われた。
2020年の1月で営業許可は切れてしまっていたようです。今日4月ですか、中小企業ならともかくとして、QQ Englishのような1300人もの正社員を雇用(誇張だが)している大会社で許されることではありませんね。
主文④
Chan told them that operating a business without a permit is illegal.
Chan市長は許可証がない状況での営業は違法だと彼らに言った。
まあ、市長としてはそう言いますよね。
主文⑤
Chan also asked the personnel why they continue operating when there was an Executive Order issued by the city mayor stopping operations of all schools in Lapu-Lapu City due to the implementation of the Enhanced Community Quarantine to fight the spread of COVID-19.
Chan市長は同様に、コロナウィルスのためECQが実行され、またすべての学校が閉校する命令も出ている中で、なぜ今も運営しているのかを問いただした。
論点はECQによる営業自粛とすべての学校閉鎖についてです。当然そうなりますよね。
主文⑥
The personnel whom Chan failed to identify explained that there were no students inside the building as they are doing their classes online.
Chen市長が一体だれなのか結局分からなかったその職員は、講師はオンライン授業を行っているので、生徒は一人もいないと説明した。
マネージャーでもないのかよ、という感じです。すでに側近はみな逃亡したのかもしれません。それが得策です。沈む船からは早く脱出するべきですね。
主文⑦
But according to Chan the EO also cover online schools.
しかし、Chan市長によるとEOはオンラインスクールも含んでいるということです。
これについては、オンライン英会話をBPOとするのか、英語学校とするかで解釈が分かれますね。BPOならPEZAのビルで運営、営業を50%以下に抑える必要があります。(住居は提供しているので、いいのかなと思います)英語学校としてオンラインをやるとしたら、現時点で営業は出来ません。
主文⑧
市長同行のグループは同様に、約400人もの講師がソーシャルディスタンスやマスクの着用することなく、ビルの仕切りのある小部屋でいたことを知った。
400人なんですね。500人と言っていましたが、まだここでも盛っていたか。400人は入れる教室なら最低でも半分の200人を働かせていたなら、まだよかったかもしれませんね。
結論
According to Mayor Chan, they will be filing appropriate cases in court against the said ESL school.
Chan市長によると、前述英語学校に対して、法的措置をとることになるだろう。
即座に逮捕をなかったですか。正式な法手続きを経て裁かれるということですね。
QQ Englishシーフロント校ECQ違反で閉鎖へ(まとめ)
2020年の営業許可証も更新手続き中→違法
ECQ違反→違法
学校閉校命令違反→違法
ECQガイドライン違反→違法
裁判手続きとなる
違法だらけの真っ黒な状況です。日本では検察が動いて、「ホリエモン」が逮捕された事件が随分前にありましたが、いまから裁判手続き中ということで、フィリピンのほうが優しい国なのかもしれません。
このブログにて随時アップデートしますので。
それではまた。