<朗報>新型コロナウィルスの死亡者分析に突破口か

セブ島新型コロナ情報

本日、現在の世界的な新型コロナウィルスの感染者数について分析してましたが、イタリア、スペイン、イラン、アメリカなどの国の感染者と死亡者の増加は異常です。一方、早期に感染者が出た、韓国、日本などは特に死亡者は増えていません。以前から感染者より死亡者を重視する声は多く、日本や韓国はそこまで多くの死亡者は出ていませんでした。実際にフィリピンも現在70名程度なので、そこまで多くありません。一体その秘密はなんなのか。

こちらは縦軸に死亡者数、横軸に10人の死者が出るまでにかかった日数を横軸したグラフです。これはある研究者がイタリア、スペインなどの国が単純に死亡者の人数が多いだけでなく、感染してから死亡するまでのスピードが異常に速いことに着目して、国別に分析するために作成したグラフです。

上記のとおり、もともと日本も韓国も感染者数は比較的多いものの、死亡者数がすくないことは前から着目されていました。これを見る限りでは、フィリピンも死亡者はそこまで増えてません。グループとしては日本とほぼ同じグループに入りそうです。それでは一体この死亡者が爆発的に増えている国とそうでない国の違いは何なのでしょうか。実はすでにオーストラリアで臨床実験が始まっています。それはBCGワクチンです。

そもそもBCGワクチンとは

BCGは結核を予防するワクチンの通称であり、このワクチンを開発したフランスのパスツール研究所の研究者の名前を冠した菌:Bacille Calmette-Guerin(カルメットとゲランの菌)の頭文字をとったものです。 日本では1920年あたりからBCGワクチンの投与が始まり、1965年から独自のBCGワクチンが開発され今に至ります。

BCGワクチンの世界的の普及度合い

上記がBCGワクチンの普及状況です。アメリカ、イタリアはそもそも全く導入していない国(オレンジ)、ヨーロッパとオーストラリアは過去にやっていて、やめてしまった国。そして、それ以外の国は現在もBCGワクチンを実施している国です。日本もフィリピンも現在でも実施しています。特にイタリアとアメリカで感染者も死亡者も増加していることを考えると、BCGワクチンとの関係性を信じたくなるデータになっています。実際に最後に紹介しているサイトでは、BCGワクチンの種類、導入時期、やめた時期なども調査しており、特に日本が死亡者が少ない、一定の年齢以上が多い理由として、非常に説得力のあるものになっています。

オーストラリアなどで臨床実験開始へ

昨日夜に、オーストラリアの研究機関は、新型コロナウイルスに有効かどうかを確認するため、結核予防に使われるBCGワクチンの臨床試験を行うと発表しました。BCGワクチンは、人間の免疫機能を高める作用があるということで、これまでの研究では、類似したウイルスに感染した人にBCGワクチンを使うと、ウイルスの数を減少させる効果が認められたとしています。 研究所では、ワクチンの有効性が確認されれば、新型コロナウイルスに特化したワクチンが開発されるまでの時間をかせぐことができるとして、期待感を示しています
上記NHK WEBより。

新型コロナウィルスに朗報か<まとめ>

上記が本当であれば、日本人やフィリピン人にとって新型コロナウィルスは、それほど深刻な病気ではないのかもしれません。これまでインフルエンザ薬などが効くなどの情報がありましたが、初めて本当に朗報になりそうな情報に出会えたようにマスオは思います。BCGワクチンは免疫を高めているだけなので、感染の可能性は引き続きありますので、皆さん気を付けましょう。※上記科学的根拠はないと言われいます。傾向はみられるのは間違いありません。(2020年4月4日加筆)

※上記分析は、英語による情報をマスオなりに解釈して掲載したものです。下記に情報元のリンクも掲載しますので、英語に自信のある方はぜひご覧ください。最初の分析はFT(ファイナンシャルタイムズ)によるものですが、次もBCGワクチンに関するものは日本人の英語にる分析です。世の中すごい人がいるんもんだと感心しました。

<2020年4月4日加筆>

現時点で上記情報は科学的根拠は全くない(現在実験中)である可能性があります。IPS細胞で有名な山中教授の新型コロナウィルス関係のサイトにて、BCGワクチンが感染者数及び死亡者に影響を与えている傾向はみられるものの、科学的証拠がないと書かれていました。

エビデンスの強さごとに見る新型コロナウィルス情報分類

Jsatonotes.com

https://www.ft.com/coronavirus-latest