花沢さんのベトナム世界遺産の旅

ツアー

ごきげんよう。花沢です。

前回の台湾ぶらり旅記事 では主にグルメ紹介でしたが、花子が思う旅の醍醐味は、日本には無い圧巻の絶景を堪能する事だと思っています。中でも世界遺産が大好きすぎて、学生時代は世界遺産検定を受験しました。(前日お酒を飲みすぎて結果は惨敗でした)

ということで今回は、数年前にベトナムのハノイに訪れた時の事をすこしシェアしようと思います。

世界遺産”ハロン湾”とは

ベトナムの北部にある湾で、「アロン湾」とも呼ばれています。面積約 1200km2もあり、湾内には石灰岩からなる海面に大小3,000もの奇岩や島が散在しています。とても幻想的な湾です。1994年、その独特な自然景観により、世界遺産(自然遺産)に登録されました。
ハロン湾は、漢字で「下龍湾」と書きます。これは、”龍が降り立った地”という意味を持っているそうです。龍の伝説に由来しているとか。

中国がベトナムに侵攻してきた時、竜の親子が現れ敵を破り、口から吐き出した宝石が湾内の島々になったと伝えられているそうです。めちゃくちゃかっこいいですね。漫画書けそう。

ツアーでハロン湾へ

普段旅は殆どツアーやエージェントを通さずに全て自分で手配する花子ですが、今回は贅沢気分を味わうべく、ツアーを利用することに。
いつもは自ら現地まで足を運ばないといけないのですが、ツアーを通すことで、ホテルまで迎えが来る、という当たり前のことでもなんとも有難い優雅な気分になれました。花子は安い女ですね。

ハノイの市内から3時間ほど車で行き、やっと港に着きました。

これに乗って行くそうです。日本人の想像するクルージングというよりか、ボホール島のリバークルーズに似てますね。

優雅にクルージング

船に入るとテーブルがいくつかあり、グラスやプレートが用意されていました。気分が高まりますね。

出発してしばらくすると、飲み物と料理が次々と。。

これはベトナムで有名な333(バー・バー・バー)というビールです。うまーーい!!

ビールと共にシーフード料理。堪能しました。

実は花子、すぐ船酔いするので、心配していましたが、ハロン湾はほとんど波がなくて海面が静かです。これもハロン湾の魅力ですね。なので、安心して食事をすることが出来ました。

そんなこんなであっという間に奇石が見えてきました。写真には写らないほど数が多くて、とても大きいものもあります。迫力満点です。

美しいですね。

闘鶏島。別名「夫婦岩」とも呼ばれています。夫婦の鳥が、見つめ合ってキスしているような姿が見えますね。幸せな気持ちです。花子もそろそろ結婚したいです。

鍾乳洞へ

感動していたら、船が小さい港に止まりました。

「ティエンクン鍾乳洞」です。ティエンクンというのは、”天宮”を意味します。鍾乳洞の内部は高さ20m、幅10mほどでさほど広くはなく、湿度が高くてすごく蒸し暑いです。

ライトアップされており、すごく綺麗でした。暗くて見えずらい所も、ライトアップのおかげでよく見えます。

隙間から差し込む日差しが美しいですね。

神秘的な空間でした。

船長さんのサングラスがさながら昔の渡哲也みたいで渋かったです。

陶器で有名なバッチャン村

皆さん、陶器の「バッチャン焼」はご存知でしょうか。

バッチャン焼きは、15世紀頃から700 年以上の歴史をもつ陶磁器です。
もともとそれ以前から焼き物文化はあり、陶磁器と呼ばれるものは10世紀頃にはすでに作られていたと言われています。
陶器に適した土壌や運搬に最適なホン河(紅河)があることからバッチャン村に根付いたと言われています。
しかも当時はベトナムでは運良く交易が栄えていたということもあり、多くのバッチャン焼きがアジア、西洋に輸出されました。


バッチャン村で作られた陶器だけが「バッチャン焼」とは呼ばれます。

早速お店に入ってみました。

小さなバッチャン焼のティーカップにお茶を入れてくれました。なんというおもてなし。感動です。しかもとっても小さくて、繊細なデザインと鮮やかな色付けが可愛すぎます。だがしかしもうちょっとお茶飲みたかった。。

商品棚には所々日本語が書いており、店員さんも日本語が少し話せます。日本よりも安く購入することができるので、お土産として買う人が多いらしいです。小さいものから大きなものまで種類が豊富なので、花子も手土産にいくつが購入しました。

バッチャン焼と日本との関わりも深く、16世紀にさかのぼります。当時日本によく輸入され、多くの茶人に愛されたそうです。

日本人から、トンボをモチーフにしたデザインの注文があった為特別に作成したところ、ベトナムでもその柄が流行ったそうです。なるほど確かに、日本に馴染みのあるデザインが多いですね。

あんなに美しいデザインを一つ一つ描いていると思うと、自分が選んだものがとても大切に思えてきました。

バッチャン村は北部ハノイ中心から約10キロほど南東に下った場所にある小さな村です。バッチャン村に住む9割以上の住民は陶器を作っています。買い付けに来ている業者もちらほらとうかがえます。ハノイに訪れた際は是非足を運んでみてください。

ベトナム料理「チャーカー」

花子の人生で忘れられない料理を紹介します。

チャーカーとは、

Chả → 揚げ物

Cá  →魚

という意味だそうで、お鍋にオイルがしいてあり、その中に魚を入れて、火が通ったら野菜を上のっけます。

そうめんのような細い麺があり、そこにこの魚と薬味、タレを混ぜ合わせて食べます。

実は花子、これまでパクチーが苦手だったのですが、これがパクチーと相性抜群!!!!チャーカーのおかげで今ではパクチーが大好きになりました。パクチー鍋を定期的にするほどです。

チャーカーのお店はいくつもあり、当たりはずれが多いみたいなので行く前に下調べすることをお勧めします。

まとめ

さて、旅の締めくくりはこちらのBarでビールを嗜みます。

いやー、魅力が沢山のハノイでした。

普段旅先の宿ではしっかりと漫画やアニメに没頭するのですがその時間がないほどタイトな旅でした。もう一度ゆっくり行きたいですね。

そういえばベトナムが舞台の漫画って読んだことないなぁと思い調べてみたのですが、どうやら「リトルロータス」という青年漫画が有名だそうです。

花子も無料の1話分だけ読んでみたのですが、日本人男性がベトナムに旅行に行き、実の祖父の隠し子と出会うお話だそうです。ベトナムの民族衣装、アオザイが美しく描かれていて、面白そう。今度読んでまたベトナムに行きたいです。

それではまた、次回でお会いしましょう。Hen gap lai!(またね)