人間というのは基本的に利己的だと思います。特に災害時にはその人の本性が分かります。今回の新型コロナウィルス感染拡大は、フィリピン・セブ島の英語学校、エージェントの経営に直撃しました。そのため、英語学校の返金ポリシーをめぐって顧客とトラブルになる英語学校、現地セブ島で日本人従業員の雇用の関係でもめている会社が続出しています。このリストにある会社に留学する際、働く際は十分に注意が必要です。本コンテンツは、セブ島留学の事故物件版とも言えます。以前にも書きましたが、ここに書いている内容は100%の証拠入手に基づきますので、誹謗中傷の類ではありません。※個人攻撃はしたくないので、個人名の掲載は控えております。悪しからずご了承ください。
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働いてはいけない企業No.1セブ島の最大手英語学校SMEAG校
この学校は、新型コロナ感染者を出して隠蔽したか、隠蔽した事実を知ったかの疑惑があるだけでなく、我々日本人として最も働いてはいけない企業・英語学校です。マネージャークラスの給料は10-15万ペソ(20‐30万円強)とやや高めですが、今回の新型コロナウィルス拡大による英語学校の閉校騒ぎの中、
3月中の給料は半分
4月以降は給料ゼロ
という条件を突きつけ、憤りを覚えたマネージャーは、本日急遽日本に帰国するという噂が広まっています。マスオは日本に取材ネットワークを持っていますので、上記マネージャーの取材・インタビューが出来次第、詳細にこのページで報告をする予定です。とある学校で数名残して残りは実質解雇したなど、さまざまな情報が入っていますが、この学校はオーナーが韓国人でもあるので、日本人はバッサリ切ってしまったのでしょう。元々この韓国人オーナーは、ワンマンであるだけでなく、かなり変わり者という評判です。韓国系の英語学校は韓国人が多く、国籍比率のバランスが日系英語学校と比較していいというメリットがあります。しかし、働く場所としてはどうでしょうか?3月15日から閉校したので、3月の給料は半分というのは、ある意味理屈が通っていますが、つい最近まで怒涛の忙しさを過ごしたマネージャーに、上記通告をするのは、ブラック企業以外の何物でもありません。韓国系ということもありますが、こんな会社では絶対に働いてはいけません。
留学情報館、KREDO、HALCAのグループは化けの皮がはがれる
留学情報館、KREDO、HALCAは同じグループの企業です。留学情報館は留学エージェントで、アメリカ留学のエージェントからスタートして、現在はフィリピン留学にもかなり力を入れています。特に親子留学に力を入れていて、日本が学校の一斉閉校を踏み切ったとき、「親子留学50%OFFキャンペーン」というプロモーションを大々的に始めました。これから感染が拡大するかもしれない時期に、セブ島は安全ですの触れ込みで大々的に告知をしたのです。この部分については、ここの社長はセンスがない(こういう時期はおとなしくしとくべきで、割引などのプロモをしても効果が少ない)と単にバッサリ切ることもできます。
しかしながら、ここでブラック企業だと間違いなく言えるのは、セブ島安全ですと大々的に募集しておいて、いざセブ島に入国できなくなることがわかると、まだセブ島に到着する前の返金についても60%しか返金しないと言い切ったことです。ほとんどの学校で留学前の返金は100%にしている状況かつ、自分からセブ島は安全ですと割引プロモまでしておいて、返金は60%しかしませんとか、ブラック企業以外の何物でもありません。結局この返金でお客様からの大非難を浴びてしまい、最終的には90%の返金となるのです。90%というのもせこいですし、はっきり言って反省の色も見えません。そして支払い予定日がなんと8月末。生徒さんが振り込んだ留学費用、一体何に使ってしまったのでしょう。
QQ Englishはやっぱりブラックの中のブラック企業
シーフロント校の新型コロナ感染者発生の噂や、英語学校事業の完全閉鎖を思わせる映像など、セブ島を代表するお騒がせ企業QQ Englishですが、代表者のパフォーマンスがかなりブラックです。いち早く閉校を決めて、新聞などに「10万人の小中高生に無料でオンライン英会話をする」などとうたい大々的に宣伝をしている一方で、返金規定は厳しく、実際に留学していた生徒さんからはかなり批判を浴びています。
それだけならよかったのですが、その返金ルールで稼いで節約したお金で、お米を届けるボランティアをしているというアピール。この人もボランティアというものをはき違えていますね。タイガーマスクの伊達直人のように、本名を名乗らずにするのがボランティアの本質です。代表者のブログやFacebookにお米を届けてきましたアピールは、なんとも気持ちの悪いものです。
もっと言うと、本人がYoutubeで力を入れると言っているオンライン英会話ですが、本人はPEZAのIT企業で運営しているとか、従業員を近くに住まわせることで、セブ島が実質ロックダウンしている間も提供しているといいます。セブ島の状況はそんな悠長な状況ではなく、今週末から実施されるEnhanced Community Quarantineにより、就業規制もかなり強化されています。PEZAのIT企業も就業を50%にするように要請が国からなされており、こんな状況で会社を運営していること自体、かなりブラックだと思われます。1300人TESOL保有も100%嘘ですが、この人の言うことは真に受けてはいけません。
TARGET(ターゲット)校はAKITAを残して閉鎖なのか???
TARGET(ターゲット)校は、グループで飲食店(AKITA)を経営する、同じオーナーが運営する英語学校です。AKITAは一時閉店のようですが、TARGET校については、現時点で台湾の知り合いから学校完全閉鎖の噂も出ていますが、現時点で確定情報が得られていません。一方、今回の新型コロナウィルスの影響で、すぐに帰国することになった生徒さんから、返金金額についての告発が、Twitterで拡散されております。詳しくは拡散されているTwitterを見ていただくのが、よいと思われます。
スマ留<シェアリングテクノロジー>は親も子も真っ黒
スマ留というブランドで運営する企業の親会社は、東証マザーズ上場のシェアリングテクノロジーです。この親会社のシェアリングテクノロジーですが、まず上場詐欺ブラック企業です。マスオは、2019年6月16日にシェアリングテクノロジーが割安?(スマ留)という記事でも説明しています。マスオは引退するまで空売りはしないポリシーなので、してませんが、もしマスオがこのシェアリングテクノロジーを空売りしていたら、1億は稼いでいたはずです。この親会社のシェアリングテクノロジーは、まさに今風前の灯火です。株価で設定した資金調達も、株価下落で予定の3分の2しか調達できなくなってしまいました。もって年内、来年までもつか厳しい状況なので、ここで留学を検討するのはやめときましょう。
さて本題に入りますが、シェアリングテクノロジーの子会社であるリ・アブロードは、「スマ留」というブランドで留学事業を展開しています。そもそもこのスマ留は、変な体育会のりの企業で気持ちがわるい会社です。しかも、返金規定は無茶苦茶厳しく、今非難殺到されている留学エージェントでもあります。親会社は風前の灯なので、ここで留学を申し込むと、学校に振り込まれず留学できないリスクが高まっています。スマ留もブラック、親会社もブラックで、親も子も真っ黒な企業グループと言えます。
サウスピークはTESDA違反のブラック企業
実は、以前マスオ知り合いが英語の発音のプライベートレッスンをしてもらっていた先生が、サウスピークで働いています。3月15日からTESDAの命令で(実際はセブ市長)休校をしなければいけないはずですが、サウスピークはそれ以降授業を行っているようです。上記は実際に、その知り合いがその先生から受け取った証拠メールです。(3月16日なので完全にブラック)フィリピン人は、国からの命令に弱く、本当は働きたくないのに、泣く泣く出社している講師が多かったようです。もともとサウスピークは講師の歩合制にも力を入れていて、結果の出ない講師には給料は渡さないという厳しい企業です。
従業員だけでなくTESDA違反でブラック企業なサウスピークですが、返金規定も他校より厳しく内にも外にもブラックな、正真正銘のブラック企業と言えます。ここの代表者もかなり変わっている人で、そういう人は会社経営に向いているようで、他人の気持ちを理解するのは難しいのでしょう。
内部告発、情報提供大歓迎です。
早速、さまざまな方から情報提供を頂いております。マスオは100%の証拠をつかんだうえで、随時このページでブラック企業を追加しております。逆に、根も葉もないうわさだと言い切れる学校経営者は、ぜひ証拠とともにコメントください。いろんな方からのコメント募集しております。誹謗中傷と思われるコメントについては、あらかじめ編集したうえで承認しております。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。<2020年3月27日情報更新>
セブ島英語学校エージェント業界ブラック企業<まとめ>
働く場所も、留学する場所も、留学エージェントも、どこの会社にするかを決めるのはあなた自身です。間違ってブラック企業に就職してから文句を言っても、それを選択したのはあなたなので、自己責任です。ブラック企業に引っかからないように、十分に調べてから、海外就職、海外留学を検討されることをおススメします。
それではまた。