おはようございますマスオです。
今日は朝から衝撃のニュースです。米国のゴールドジムが実質倒産である米国における破産法適用(Chapter11)の申立てをしたと発表しました。
ゴールドジムと言えば、日本にも数多く展開していますが、最近フィリピンセブ島でも増えた印象があります。今回の米国ゴールドジムの実質倒産は、フィットネス、ジムの業界が、想像以上に経営状況が厳しいことをあらわしています。
ゴールドジムとは
ゴールドジム(Gold’s Gym)は、アメリカ合衆国を中心に世界中で展開されているトレーニングジム。 Wikiより抜粋
なぜか日本のウェブサイトが落ちていたので正確な店舗数が把握できませんでしたが、現時点でFC含む店舗数は約90店舗。関東エリアは直営店舗が多く、地方にフランチャイズ店舗が多いです。日本国内において店舗数で見ると、業界4,5,6番目のグループになると思われます。
米国ゴールドジムの正式発表
米国ゴールドジムのオフィシャル(公式)サイトでは、今回のChapter11申請について公式発表がなされています。翻訳すると下記の通りとなります。
Gold’s Gym Chapter 11 Restructuring
ゴールドジムのChapter11による再生
ゴールドジムの運営会社及び関連会社、GGI Holdings, LLC and its affiliatesは、2020年5月4日に、会社の財政上の構造改革に取り組むために、Chapter11の適用申請の申し立てを自らしました。
この事前交渉による申請は、Chapter11の違った側面を活用することで、早ければ8月といった時期に、さらに強く、成長することを可能にするだろうと考えています。
新型コロナウィルスの世界的感染の拡大は、我々に早いアクションをすることに拍車をかけていた。それは、ゴールドジムブランドの強さや成長性を維持するだけでなく、数十年にわたり会社を持続可能とするためのものであり、困難だが必要なものとして、30の直営店舗の完全閉鎖の決定も含まれている。
明確に説明すると、今回の申請は我々のフランチャイズライセンスの部署には影響を及ぼすべきではなく、地方の独自運営されているフランチャイズ店舗にも関係するものでもなく、世界中にある約700店舗のフランチャイズのサポートを続けることができるものである。
新型コロナウィルスが我々の直営店舗に大打撃を与えた一方で、これ以上現在の運営に影響があることはないであろうと期待している。
会社の再生法申請の典型的な”最初の日”の部分として、会社は裁判所が通常業務に関するサプライヤーへの費用、ベンダー費用、給料を支払い続けることを支援すると考えている。
さらなる情報は、ゴールドジムのプレジデント兼CEOの Adam Zeitsiffからのビデオメッセージなどもある、こちらから。
プレジデント兼CEOの Adam Zeitsiffからのビデオメッセージ
https://youtu.be/bpt2B7RB6HA
このビデオメッセージで一番印象に残ったのが、we’re absolutely not going anywhereという一言です。「我々は決してなくなったりしない」
まとめ
今回のゴールドジムのチャプター11申請の申立てですが、かなり早い決断で将来的に復活する可能性が十分にあるのではと予想します。
上場会社は日本でも民事再生法の申請で、債務のカットを法的に行うという方法があります。
一方で、今後ますます世界的に倒産が増えると予想します。
それではまた。