<過酷>セブ島英語学校サバイバルゲーム始まる

セブ島新型コロナ情報

おはようございますマスオです。マスオのセブ島留学を本格稼働させるようになってからというもの、日々いろんな方からの内部告発、密告メールを頂きます。現時点で英語学校で働いている人というよりは、なんらかの理由でもうやめてしまってる人が多いようです。やっぱり過去遺恨を残してやめたスタッフを多く抱えている某英語学校なんかは、すでに複数を人からの告発メールをいただいています。で、マスオが情報を集約したところによると、セブ島の英語学校の経営は、6‐7月あたりに再開できるかどうかで7-8割の英語学校が消滅し、万が一年内再開できない場合は、ほとんどの英語学校が再開不可能な状況に追い込まれる可能性が高いということです。今まさに、セブ島留学のビジネスは過酷なサバイバルゲームの様相です。

(重要ポイント①)英語学校のビジネスは高額固定費のエアラインビジネスに近い

セブ島の英語学校の事業は、ほとんどの学校がマンツーマン教室を中心とした学校施設だけではなく、ドミトリー(学校寮)も賃貸で借りています。少なくとも3‐5年の中期・長期の契約となっており、中には途中解約も難しいものもあるようです。マスオはこの話を聞いて、2015年のスカイマークの倒産を思い出しました。

2015年のスカイマーク倒産

旧経営者も告白していましたが、2015年のスカイマークの倒産は、航空機リースの契約解除による巨額な違約金を払うことができずに、実質倒産(民機再生法を申請)してしまったのが大きな原因です。そもそもエアライン(航空会社)の事業は、巨額な航空機のリース費用と維持費(人件費その他経費)で成り立っています。現スカイマークの経営者でありM&A業界で有名な佐山氏は、プレジデントオンラインの記事の中で、全便運休なら現金だけで2か月、融資枠を入れても4か月しかもたないと明言しています。

新型コロナ、「全便運休」なら航空会社は何カ月で倒産するのか

(重要ポイント②)セブ島英語学校のデッドゾーンは6‐7月か

既に上場復活しているスカイマークですら、全便運休で最大4か月しかもたない。これをセブ島英語学校に当てはめるとどうやら6‐7月あたりが死線になりそうです。英語学校の閉校が決まったのが3月中旬、3,4,5,6月完全閉校したとして7月再開しなければ、7-8割の英語学校が完全閉鎖と追いやられることになるでしょう。いやまだ6‐7月から再開できればいいんです。もし、最近巷で拡がっている2020年度内絶望説が実際に起これば、ほぼ全滅でしょう。

2020年度内セブ島留学絶望説

皆さん、はるじぇーさんを知っていますか。サウスピークのことに詳しい人なら皆知っていますが、サウスピークの共同創業者です。はるじぇーさんが、昨日上記をTwitterで発信しています。おそらくですが、もう経営の第一線を退かれてほぼ部外者として発信されたのでしょう。このTwitterを見た某オーナーはきっと激怒していることでしょう。なにせ、しゃれになりませんから。こうなるとほぼ全滅ですよね。

セブ島の英語学校は年内は過酷な生き残りゲームとなる

これはもうサバイバルゲームですね。死ぬか生きるかの瀬戸際です。ここまでは誰にでも言えますよね。マスオはあえてここで、このサバイバルゲームを生き残るための戦略について話しますよ。「2020年絶望説」を無責任に情報発信するのは個人の自由です。一方、生活がかかっている人からすれば、迷惑は話なんですよ。で、マスオがここで提言するのが「ゲーム理論」を活用したサバイバル方法です。皆さん「2020年絶望説」を言うのは簡単なんです。マスオは「生き残る術」ここで提言します。

ゲーム理論とは

ゲーム理論(ゲームりろん、英: game theory)とは、社会や自然界における複数主体が関わる意思決定の問題や行動の相互依存的状況を数学的なモデルを用いて研究する学問である。

Wikiより抜粋

マスオの好物の数学の話ですね。ゲーム理論は、交換留学しているときにキャサリンとよく議論しましたね。キャサリンが誰かはこちらからどうぞ。

なぜ、セブ島の英語学校のサバイバルゲームが「ゲーム理論」なのか<読者>

いい質問ですね。まず状況を整理しましょう。例えばもともとセブ島留学の全体マーケットが1000人だったとするじゃないですか。※10校の英語学校が100人の生徒確保していた。それが今回の新型コロナウィルスによって、マーケット全体が500人になってしまうと仮定します。10校すべてが生き残ると1校あたり50人しか取れません。でも、仮に生き残った学校が2校なら場合によっては250人ずつ獲得できる。

セブ島の英語学校ビジネスで難しいのが、何人のキャパシティーを確保するか、という点もあります。例えば上記ケースで10校すべてが需要が半分になるからキャパシティーを50人まで絞るとするじゃないですか。そうすると10校すべて50人でみんな平等に分け合うかたちになる。

ゲーム理論自体は分かりやすくするために、プライヤーを2つに絞って解説しているケースが多いです。実際の英語学校のサバイバルゲームを下手をすると数十のプレイヤーが相手の出方を探りながら戦略を練る。いや、これはもう複雑なゲームになりそうです。※冒頭の写真はナッシュ均衡を発見したジョン・ナッシュの半生を描いた「ビューティフルマインド」のものです。

<マスオの解釈>情報戦(死んだふりしろ)

ゲーム理論の中で重要なポイントは、相手がどうでるか知っているかどうかですね。単純な例で説明すると、2校しかプレイヤーがいなくてマーケットが200名。プレイヤーAが50名にキャパを縮小するとしたら、プレイヤーBはどうしますか?150名に拡大ですよ。当然です。この時代、いわゆる現在社会は、情報を制したものが勝つといっていいと思います。次に自分がどう動くかなんて絶対に相手に知らせたらダメです。これはもう死んだふりして機会をうかがうのがベスト選択です。

<過酷>セブ島英語学校サバイバルゲーム始まる(まとめ)

①セブ島英語学校には暗黒の時代の到来
②デッドゾーンは6‐7月
③死んだふりで出し抜く機会をうかがえ

マスオは重要なことに気づきました。マスオにとっては、セブ島の英語学校事業に新規参入する絶好のチャンス到来です。2020年中に英語学校全部つぶれちゃったら、そこから英語学校やるのが一番いいのかもしれませんね。でも、マスオはシャイなんで、50人とか100人も美人フィリピン人講師に囲まれてやっていく自信がありません。その時こそ、マスオのもう一人のキャラの出番到来です。

その時は「ナミヘイ」を代表者にして新しい学校始めますか。99 Englishで料金4週間99000円からってどう思いますか。あ、そうそう、ナミヘイの写真も最後に掲載しておきます。

Namihei

それではまた。