【出来ない⁈】フィリピン留学で7月から日本人が入国可能性

コロナ後

こんばんはマスオです。

ここ数日、フィリピンのとある地域(セブ島ではない)で、7月から英語学校再開の衝撃ニュースが流れました。

「マスオのセブ島留学」では、さまざまな情報を分析しつつ、フィリピン留学の再開は早くて9・10月と予想しております。

フィリピン(セブ島含む)留学を検討されている方は、当記事を十分に読んだうえで、フィリピン留学及びフィリピン渡航については、十分に注意してください。

そもそも学校は8月24日から再開

これは政府が正式に発表している情報で、フィリピンの公立学校は8月24日から再開することがほぼ決定しています。私立学校もこれに追随する予定で、ESLも正式にライセンスを保有している学校は、すべてこれに準じます。

※公立学校再開後ESLを再開か判断する流れになっており、9月3日から開校としている学校も多くあります。

7月から再開?不法営業の可能性大(6月22日)

読者様からの指摘で修正します。
TESDA認定校はMGCQにて営業再開が可能という記事です。

Mass gatherings now allowed in colleges, universities in MGCQ areas

※上記記事でESLが再開できるという判断にはならないと思います。ESLは外国人を受け入れており、ビザの問題が大きく障害になります。(6月22日修正)

大前提の話ですが、フィリピンの学校はすべて8月24日以降に再開できる予定です。現時点で、8月3日だとか、ましてや7月に再開できるなどと言っている英語学校は、かなりやばいです。

※参考まで、某日系最大級の英語学校は8月3日とのたまわっています。

健全経営をしている多くの英語学校が、8月24日以降の再開ですでに大幅にスケジュールを遅らせている状況で、7,8月(上旬)と言っている学校はやばいです。

これは英語学校の生徒へのスタンスも影響していますが、多くの英語学校が返金処理に追われており、再開を少しづつずらすことで、学校の再開を期待していた生徒の返金を防止する狙いがあります。

生徒の返金対応がきちんとしていない学校ほど、少しづつ再開を伸ばしている傾向があり、十分に注意をする必要があります。

現時点でも国際線は飛んでいる

再開後キャンセルなどもあったようですが、セブ‐マニラの国内線は運航が再開されており、マニラ‐日本は定期的に便があるため、日本とフィリピンを行き来することは技術的には可能です。

7月以降も運航する国際線は増えていくでしょうし、セブの直行便なども運航再開される可能性もあります。

問題はそこではなく、隔離と入国制限です。

※現時点で日本からフィリピンに入国すると、日本人の場合フィリピン人と結婚している人以外は強制隔離になります。(入国できないという情報もあり要注意)

※フィリピン人や結婚している外国人は自主隔離。

7月以降ベトナム、タイ、オーストラリア、NZで緩和されるのは

最近のニュースで、ベトナム、タイ、オーストラリア、NZの4カ国については、PCR検査を受け証明書を提示することで、入国制限を緩和することが政府間で合意されています。

いやこれ、ビジネスマン向けだから

ビジネス上各国間を行き来する人向けの措置です。一般の旅行者は上記4カ国ですら、7月もまだ緩和されていないのです。

となると、まずはフィリピンと日本政府間での、上記4カ国と同じ「ビジネスマン向け」の、入国制限緩和が最初に来るべきです。

フィリピンは感染者が増えている

フィリピンはアジアの中でも感染者が多い国です。

読者により理解を頂くために、下記にデータを示します。(6月18日時点感染者数)

インドネシア 4万2762人
シンガポール 4万1473人
フィリピン  2万7799人
タイ        3141人
ベトナム              342人

こうやって改めてデータを見てみると、フィリピンは東南アジアの中で、感染者数が多い国だということが分かります。

タイ、ベトナムの渡航制限が緩和され、その次くらいに上記東南アジアの国が緩和される可能性はあります。(米国などはだいぶ先か)

ビジネスマン向けの緩和ですら、8月くらいではないか

学校が再開出来ても生徒が来れないというストーリー

上記で8月24日から学校が再開できると言いましたが、英語学校の場合は外国人の渡航制限が緩和されなければいけません。

ビジネスマン向けの緩和が8月くらいにされたとして、一般向けは9・10月がいいとこではないか。

だから「マスオのセブ島留学」では、フィリピン(セブ島含む)英語学校の再開は、早くて9・10月ではないかと予想しているのです。

フィリピン留学を検討する生徒の方へ

以下のことを十分に注意ください。

①渡航前全額返金を約束(すでに実行している)学校(留学エージェント)で検討
②チケットは入国制限解除まで予約をしない

上記①②は十分に気を付けるようにお願いします。

7・8月上旬に再開できると言っている英語学校は問題外です。

8月24日以降9月から再開予定と言っている英語学校も、渡航前全額返金を約束(すでに実行)している英語学校でのみ検討できます。

留学エージェントについても、渡航前全額返金は絶対にすべきです。過去に対応していない留学エージェントで、フィリピン留学を検討してはいけません。

条件なし渡航前全額返金をすべき理由

「マスオのセブ島留学」では、コロナうんぬんでなく、今回の2020年3月からの一連のフィリピン(セブ島)の返金問題をかなり深く受け止めています。

例えばこれから留学される生徒が、9月からの入学の振込をしたとします。

第二波で、留学キャンセルをしたとして(不安というこも含め)、渡航前であれば絶対に100%全額返金すべきです。

結局、キャンセル料というものは、無理でもフィリピン(セブ島)に来ようと思ってしまう要因です。キャンセル料かかるからと、セブ島に渡航して強制帰国となってしまった生徒がどれだけ多かったか。

同じことを繰り返さないためにも、こうした不安定な状況でフィリピン(セブ島)留学を再開するために、渡航前全額キャンセルは最低条件だと思われます。

倒産寸前の英語学校の資金繰りに使われないために

マスオがもう一つ恐れているのが、現在返金が遅延している英語学校は、返金債務を抱えながら新たな生徒からの留学費用を、資金繰りであてにしている可能性があるということです。

万が一、新規留学生が振込してから学校が倒産してしまうと、お金が戻ってこない被害者が増えてしまいます。

返金が遅延している英語学校で留学を検討してはいけない

ことは言うまでもありません。被害者をこれ以上増やさないためにも、情報収集に注意をしてください。

【出来ない⁈】フィリピン留学で7月から日本人が入国可能性(まとめ)

留学生は7月に入国できない可能性大
まずはビジネスマンから入国制限緩和か(8月?)
渡航前(条件なし)100%全額返金はますます必須
返金債務を抱える英語学校に新規留学はリスク大

7月からなんて、再開できるわけないですよ。

8月でもかなり難しい。

9月は微妙。(50%?)

10月は出来ることを祈ります。(年内どうだろう。。。)

仮に入国前にPCR検査の証明書が必要だとしたら、英語学校負担ですよね???

あるいは、フィリピン政府が入国時に対応するという噂もあります。(費用は?)

まだまだ情勢不安定ですね。

引き続き、情報収集に努めます。

それではまた。