皆さんどうもこんにちは。ワカメです。
前回までの記事では、ボランティアやNGO・NPOについて皆さんに説明しましたわね。今回はというと、“セブ ボランティア”でヒットするセブ島で活動しているNGO・NPO団体について皆さんに紹介させてもらおうと思うわ。
前回までの記事を読む▼
【ワカメが語る、ボランティアとは。~全てが無償の奉仕活動ではない~】
【ワカメが語る、NGOとNPOとは。~利益の行方~】
【ワカメが語る、スタディツアーとは。~ターゲットは留学生~】
今回は5つの団体をランキング付けしようと思うのだけれど、まずはそれぞれの団体について知るところから始めましょうか。
☆ランキングまで一気飛び!=====⇒ ランキング
目次
セブ島で活動するNGO/NPO団体を一気に紹介!
セブンスピリット
1.団体概要
子ども達に音楽やスポーツを通して教育を行うことで、生きていく上で必要な力(他者を思いやる力や責任感)を育成、どんな状況でも彼らが自らの置かれている状況下に屈することなく自らの意志で未来を切り拓くことのできるよう支援活動しているわね。セブンスピリットは、フィリピンの子ども達が音楽とスポーツを通して学び、子どもらしく遊べるように活動するNPO法人よ。子どもらしく、楽しみながら学べる環境づくりを行い、それによって子ども達の生きる活力、生きがいを生み出すべく活動しているわ。
2.セブンスピリットのはじまり
日本でパチスロライターとして活躍していた代表の田中さん。2011年にセブ島へ留学、当時ストリートで出会った物盗りをする子供たちとの会話から、“彼らの時間の使い方を少しでも変えることができないか”と考えたことがキッカケとなり、NPO法人セブンスピリットは誕生したとのことよ。
3.主な活動内容
- 貧困地域の子どもたちに対する教育支援
⇒ライフスキル教育
⇒音楽教育活動(出張音楽教室/オーケストラプロジェクト)
⇒スポーツ教育活動 - スタディツアー(貧困問題の研究およびそれらの広報)
メインの活動ではセブンスピリットの管理する建物内で、子供たちに音楽を教えているわね。団体行動があまり得意ではない子供たちも、それぞれの役割をもつことで責任を持ち仲間と目標に向かって努力する、その過程からは、社会の中での他人を思いやる気持ちや協調性などが養われるのね。
また、子ども達が「彼らを取り巻く問題等に自ら効果的に対処できるようになれる」ことを目的にライフスキル育成にも力を入れているわ。
4.ポイント
セブンスピリットのホームページでは会計報告として活動決算書等を掲載しているわ。今のところ2018年までしか確認はできないけれど、これがあるだけで、やっぱり信頼性は増すわね。過去にはクラウドファンデングで支援金を集め、子ども達を連れて日本での『演奏会』も実現させているわ。
支えてくれているサポーターの方々へ、感謝のキモチを伝えるために。
“子どもの夢を実現させる”口でいうのは簡単なことだけれど、実際は難しいことよね。それを行動に移し現実のものとしたことが素晴らしいと思うわ。
DAREDEMO HERO (誰でもヒーロー)
1.団体概要
誰でもヒーローは「貧困層の子どもたちを教育・支援」する団体で、理念は「教育により貧困問題を根本から解決する」ことよ。貧困層からこの国を変えるリーダーの育成を目標と掲げて活動しているNPO法人ね。
2013年に設立、HERO’S HOUSEを建て、学校に通うことが困難だけれども、高い学習意欲を持っている子どもたちに、お昼ごはんの提供や放課後の学習指導などの支援をしているわね。
2.誰でもヒーローのはじまり
元代表の山中博さんが、当時様々な悩みを抱えながらも、たまたま足を運んだセブ島で現地住民や大学生との交流から勇気をもらうと同時にある疑問が浮かんだそうよ。なぜ貧しいながら彼らは常に笑顔なのかと。その時に自分の悩みがちっぽけに思え、そして生きていく上で大切な『自らを他人に捧げ前向きな影響を与える』=『利他精神』を学んだことが誰でもヒーローの原点とのことね。
現在は、現地代表者(理事長)は内山さんという方に変わっているわ。なぜかは、この記事を見て頂戴ね。山中さんは許しがたい事件を起こしているわ。セブ島超ブラック三大事件の第一位。ワカメ、下品な男は大嫌い。
3.主な活動内容
- 貧困層の子どもたちへの教育支援
- 貧困層の子どもたちへの無料昼食提供・健康サポート
- 貧困層の子どもたちへの奨学金・学用品等の提供
- 自然災害に対する緊急支援
- 日本とフィリピンの文化交流推進
- 日本の若者を受け入れるグローバル人材育成
- グローバル人材育成の講演会
- グッズ販売
ホームページでは、主な活動内容についての詳細記載が非常にわかりづらいのが第一印象ね。
ワカメの探し方が悪かったのかもしれないけど、もう少し【活動内容】みたいな欄を作ってそれぞれの活動内容を詳しく説明してほしいわ。活動年表では、何となくのイメージはできても理解はできないわ。継続して行っている支援活動が何なのか、それを支援者は知りたいはずよ。
4.ポイント
以前、台風で大きな被害が出たレイテ島の支援にも積極的に取り組み、災害直後から何度も現地に渡り、支援物資の提供や学校再建などの活動も行ってきたみたいね。
現在の新型コロナであまり動けない状況下でも、支援物資を届けるなどの活動をしていることがホームページ内のブログでは報告されているわね。今のセブ島では、コロナ感染より経済的な理由で命が絶たれてしまうこともあり得るくらい貧困層の人たちにとっては苦労する環境下よ。誰でもヒーローでは、この状況下でも多くの寄附を集め実際に現場に形として支援している。素晴らしいことだと思うわ。
国際協力NGO Anya’s
1.団体概要
NGO Anya’s代表あにゃさん。セブは狭いから、ワカメお見かけたしたことあるけれど、見た目は噂通りのすごいギャルだったわ。「恵まれない子どもたちに最低限度の教育を受けさせてあげたい」とストリートチルドレンを対象に、無償で授業や食事の提供を行う「寺子屋」を運営しているわ。名前はAnya’s HOME。周辺地位域に住む、150人以上の子どもたちを対象にしているわ。
2.国際協力NGO Anya’sのはじまり
代表のあにゃさん通称ネオギャル。この世界で活動しようと思ったキッカケは小学生の時に見た「世界がもし100人の村だったら」というテレビ番組とのことよ。貧しい国では学校に行けずに働いている小さい子どもがいるという現実が彼女に衝撃をもたらしたわ。その頃から将来の夢が「孤児院をつくること」となり、その後17歳の時にセブ島留学へ。その時の子ども達との出会いもあり、まずは第一歩目として、子ども達に勉強をできる場所を提供したいとセブで「寺子屋」を設立したのが国際協力NGO Anya’sの始まりね。
3.主な活動内容
- 食事提供
- 英語、日本語教育
- ダンス
- 日本式の道徳を教える
これらの活動は全て「寺子屋」で行われているわ。
英語や日本語の勉強だけではなく、それ以外で打ち込めることのキッカケとして、そして協調性が育まれたらという想いでダンスの授業も取り入れているみたいね。運動不足解消と、手持無沙汰でドラッグなどに走らないようにという想いも込められているとのことよ。
4.ポイント
活動開始は2019年初旬のようだから、まだ出来立てほやほやのNGO団体ね。まずポイントとしては、ネオギャルが校長(代表)であるというところね。初めてのことが多くて苦労している様子が伺えるけれど、同時にすごく一生懸命さも伝わってくるところは誰もが応援したくなる感じで好印象だと思うわ。
そしてあにゃさんは今、クラウドファンディングを行っているのね。今回が2回目。以前は「寺子屋」を建てるため。今回は今後の活動のためね。前回も今回も150万円越えの目標金額だけど、1回目は達成し、今回も相当な金額が既に寄附されているわ。
これは彼女の一つの才能ね。ワカメも応援しているわ。
けど・・・・・ワカメ同時に気になる点があるのよ。あにゃさんの日本語力ね。ホームページを見させてもらったけれど、正直内容が薄いわ。中・高生が書いた文が羅列されているみたい。せっかくの活動なのに、なんだか勿体ないわね。最初はギャルが頑張っているっていうところで物珍しく応援する人がでてきても、今後長い目で見たときにNGO団体って寄附金や会員費の存在ってすごく大きい部分を占めるから、継続した支援に繋がるのかしらね。
あくまでワカメは応援しているからこそ思っているのよ、ホームページの記事の内容(日本語)はしっかりした方がいいってね。NGO Anya’sを知らない人がより深く団体や活動のことを知る手段なんだからね。
Glolea Cebu (グローリアセブ)
1.団体概要
グローリアセブのミッションは貧困家庭に生まれた子でも義務教育が受けられるような環境をつくることよ。それがフィリピンから貧困をなくすための遠くて近い道のりだと代表の斉藤さんは考えているわ。セブに拠点を置き、ゴミ山やスラムに住む子どもたち、ストリートチルドレンの教育と食育にかかわる支援を行っているフィリピンの行政から公認されたNGO団体ね。
2.グローリアセブのはじまり
代表の斉藤さんは、もともと日本のNPO法人の理事として昔からフィリピンのストリートチルドレンの支援を行ってきたみたいね。その後セブに移住した際に、現地に実際に来てみないと気付けなかった問題や貧困の現実を知って、本格的にセブで生活しながらも活動を続けるためグローリアセブを立ちあげたわ。
3.主な活動内容
- 奨金制度によるストリートチルドレンやスラム街の子どもの就学支援
- 子供の情操、道徳、語学力向上に寄与する教育アクティビティの実施
- 貧困地域での食事配給活動
- 公立小学校、幼稚園、保育園など教育施設の運営支援
- ボランティア、インターンプログラム、語学留学を通した啓発活動
他にもスラム街の大火災に伴う被災者支援や感染症の影響で困窮するスラムの住人へ支援活動など、状況に応じた活動も常に行われているわ。
4.ポイント
ワカメがグローリアセブの活動においてすごく信頼できるなぁと思うところは、ホームページの内容よ。
ボランティア参加前って、基本的にはインターネットで調べ得る情報で皆さんは参加する団体を決めることが多いと思うの。グローリアセブのホームページは、ページ自体のつくりはまぁまぁかもしれないけれど、内容は素晴らしいとワカメは思うわ。フィリピンの貧困問題や社会的問題、学校教育を始め数多くの記事が書かれているから、ボランティア参加前にフィリピンについての知識そして団体の活動についてより理解を深めることができるわね。
中でも、こちらの記事:Glolea Cebuブログ国際協力の失敗事例でわかった課題と必要なこと
行ってきた活動での失敗例を述べて、それを今後の課題とし読者に共有してくれているわ。
SLPC
1.団体概要
SLPCは、Sustainable Livelihood Projects Cebu の略称よ。貧困の子どもたちのための「食」「教育」「職」を確保することを大きな目標として、現地の人たちの自助努力をサポートするNGO団体。貧しいからといって「どうにかしてくれるだろう」と人任せにするのではなく、子ども自身、親、地域の人たちで協力して“貧困”に立ち向かってほしいという想いで、貧困から抜け出すために努力する人をサポートする、それがSLPCの活動方針ね。
2.SLPCのはじまり
まずSLPCを調べると同時にCECのことも知ることになると思うから、CECから説明するわね。CECとは1988年に設立された株式会社よ。邦人、外国人に対する留学先の紹介や、海外ボランティアの派遣、語学留学の案内とかも行っている会社で歴史は長いわね。
SLPCのキッカケは2006年に代表の池頭さんが、セブ島訪問時にストリートチルドレンの少女と出会ったことが全ての始まり。撮影した彼女の写真が縁でその後、2008年にセブ島で1つ目のNPO法人”EMS”を。2015年2つ目の団体“SLPC”を発足、SLPCではサポートする貧困の子どもたちを限定せず、まずは食べさせることからはじめたいとの意向で運営を開始。フィリピン人が主体となって貧困の家族を応援するNGO団体として現地代表者はフィリピンン人のDexter Solonさんが務めCEC代表の池頭さんはSLPCの理事として位置しているわね。SLPCは日本事務局のCECと一緒にセブでのボランティア活動のスタディツアーを行っているわ。
3.主な活動内容
- 食料調達活動(フードドライブ/フードバンクとしての役割)
- ストリートチルドレン、墓地や山村集落の子どもたちへの食事配給活動
- 栽培/生産活動(フェアトレード)
- 被災者支援活動(台風/火事/地震)
- 墓地で暮らす子ども達へ食育と教育のサポート
- 奨学生サポート(墓地に住む子どもたちの教育支援)
- スタディツアー
2~3名の現地フィリピン人コーディネーターがメインとなり活動を行っているわ。墓地では子ども達のサポート活動をする牧師を応援するとともに一緒に活動を続けているとのことよ。日本人スタッフと連携をとりながらも現地の人が主体となり活動をしているのは、支援を受ける側にしても同じフィリピン人にできるのならと、自分たちでも問題意識を持とうと考えやすくなるという意味でもよいわよね。
4.ポイント
海外ボランティア活動プログラムなどに、30年も携わってきたCECが後ろ盾という強み。また、2006年から長きに渡り活動してきた為、現地でのネットワークも広く多くの信頼できる人材(フィリピン人スタッフ)が周りに多いことも強みね。
ホームページでみるにはフィリピン人が主体となって設立とのことだけど、SLPCには専属で日本人スタッフがずっと居るのかというのが気になるわ。ワカメがスタディツアーに参加した時はいたけど、果たしてセブ在住でずっと携わっているのか、インターンやボランティアなのか、その点が少し不明ね。
ボランティア団体をランキング!セブでおススメのスタディツアーは?
5つの団体の概要がなんとなく分かったところで早速ランキングをつけようかしら。セブ島留学にくる方々向けになるから、週末スタディツアーに焦点を当てていくわね。
あくまでもワカメ的視点、一個人の感想として少しでも皆さんの参考になれば嬉しいわね。
おススメ第1位!グローリアセブ
・コストパフォーマンス…★★★★★
・充実度・満足度…★★★★★
・おススメ度 …★★★★★
スタディツアー詳細
スケジュール (土曜日、日曜日) | 9,10時~17時 |
費用 ※食事代は参加者各自 |
1日のみの参加:1,000ペソ |
内容 ※参加日により異なる |
・スラム街の視察と子どもとの交流、家庭訪問 |
【評価ポイント】
- 多くの活動場所を訪問できる!時間の使い方が有効
- スラム街・山村地区、1日でそれぞれの環境を知り、比較することができる
- 各場所で活動における背景や課題などの説明があるので理解が深まる
- 1.2名でも受け入れてくれるため、少人数での参加が可能
グローリアセブのスタディツアーやボランティアにおいての印象は、留学生対象の週末スタディツアーよりも、あくまで日本から長期休みを利用してボランティアの参加目的で来る人を主体としているということね。長期での学びをより大事にしている印象。だからこそ、たった1日のスタディツアーでさえ内容も濃くなるのね。
また代表の斉藤さんは日本時代・セブ移住後と、フィリピンでの活動歴が長いわ。長期に渡って活動してきたからこその失敗や気づきは、参加者にとっては深い学びがあるわ。そこがワカメは強みだと思うわ。草の根レベルの活動を続けるって、口で言うよりも大変なこと。まさに”継続は力なり”ね。どこのスタディツアーに参加しようか迷っているなら、ワカメはグローリアセブをあなたにおススメするわ。
おススメ第2位!セブンスピリット
・コストパフォーマンス…★★★★☆
・充実度・満足度…★★★★★
・おススメ度 …★★★★★
スタディツアー詳細
スケジュール (日曜日) | 10時~16時頃 |
費用 ※ツアー中の交通費、昼食代込み |
一般参加:2,500 ペソ ※5人同時申込みの場合は1,000ペソ |
内容 ※参加日により異なる |
・セブ港周辺のスラムエリア視察 |
【評価ポイント】
- 団体についての説明はパワーポイントを使用。細かい説明があり理解が深まる
- 質疑応答の時間もあり、他の参加者と考えや疑問をシェアすることができ視点が広がる
- 貧困地域にてインタビューの時間があることが先に知らされたので、質問を事前に考えておくことができる
- 但し、一度における参加人数が多い印象。質問しづらい・交流しづらいなどのデメリットもある
- 参加費用は少し高め
セブンスピリットでは何よりも“楽しさ”を大切にしているイメージよ。だから、子ども達との交流では参加者も一緒に楽しむことができる。でも楽しむだけじゃなくて、オーケストラの演奏中は子ども達の真剣さが表情や演奏から伝わってくるわ。1日や2日じゃ、楽器は上手に弾けるようにはならないわ。彼らがどれだけ努力したかも感じとることができる。”好きはものの上手なれ”とは良くいったものね。午前から午後の1日の流れにおいて、学びと楽しさのメリハリがあるスタディツアーよ。
ここからは…ワカメだったら参加しない!おススメしないスタディツアー
※ランキング外が1つあるので、以下4位から。
ガッカリ第4位!SLPC
・コストパフォーマンス…★★☆☆☆
・充実度・満足度…★☆☆☆☆
・おススメ度 …☆☆☆☆☆
スタディツアー詳細
スケジュール (土曜日) | 大体15時~から2,3時間 |
費用 ※食事代は参加者各自 |
一律:500ペソ |
内容 ※参加日により異なる |
・炊き出し(墓地スラム/山村集落/海上スラム) |
【評価ポイント】
- 参加費用は全額、食事提供の為または教育支援へ使用と記載あり◎
- 参加時間は2,3時間と短いが、一律500ペソの参加費と他団体よりも安く妥当
- 毎回の参加人数が多い、10名以上~40名程(ワカメ経験談)
- スタディツアーではなく“炊き出し”
- 引率の現地フィリピン人は優しいが、日本人スタッフからの説明が不十分で何の時間なのかわからない時が多々あり。段取りが悪い。
- 基本フリータイムが多いからほとんどの時間が子どもと遊ぶこと。
ホームページを良く読めば確かに、スタディツアーではなく『炊き出し』と記載があり、「子どもたちに楽しい時間と食事を提供」することを目的としたイベント、子どもと遊ぶことが主体となるとの説明があるわ。だから、あくまで『炊き出し』なのかもしれないわね。ただ、ワカメが以前参加した際は、山村集落に到着したら、順にその地域を案内されて、そこで暮らす家庭へ訪問。その後子どもとの交流、最後に炊き出しという流れで、スタディツアーよりの印象を受けたわ。
でも、案内してくれるスタッフの雑さが目立ったわ。本当に何も説明がないのよ。グループに分けられて家庭訪問へ連れて行かれたと思ったら、質問してくださいって急に言われて。ワカメは慣れっこだから良いのよ。こういう状況10回以上経験あるから。でも周りの子たちが、どうしよう・・・って困っていたわね。事前にわかっていたら少しでも準備して考えてこれたのにね。初めての参加だったら本当なんのこっちゃって感じよ。おススメできないわ。
そして、その後も段取りの悪さが目立ったわね。何の説明もないけど、周りには子どもたちがいたから遊ぶ時間だったのかわからないけど、結局みんなそれぞれで遊んでいたわ。炊き出しとしてアイスを配っている間も携帯で子どもと自撮りしつづけている人とかもいたわね。全体的にだらだら遊んでる時間がメインって感じたわ。
最下位の第5位!誰でもヒーロー
・コストパフォーマンス…★☆☆☆☆
・充実度・満足度…★☆☆☆☆
・おススメ度 …☆☆☆☆☆
スタディツアー詳細
スケジュール (土曜日、日曜日) | 1日体験:10時~14時30分 半日体験:12時~15時 ※1日体験は5名以上で開催、半日体験は1名でも開催 |
費用 ※食事代は参加者各自 |
1日体験:1,500ペソ |
内容 ※1日/半日参加により異なる |
・オリエンテーション・団体説明 |
【評価ポイント】
- 参加費用は寄附金として全て子どもたちの為の支援に使用と明記があることは◎
- 但し、料金の高さに比べ活動時間が短い。料金と活動時間が見合っていない
- 1日体験と半日体験の違いが、内容としては昼食を挟むかどうかと記念撮影があるか。それだけで500ペソの違いは大きい
- 貧困地区の視察の時間は30分予定と短め。屋内での活動メインが良い人には向いているかも
他団体と比較すると、活動時間の短さ、参加費の高さが目立つわ。ホームページではそもそも普段の継続支援活動の内容もわかりづらいから、スタディツアーへ参加する前の事前学習もしづらいわね。
10名限定の少人数制にしているのは良い点だと思うけれど、1日体験は5人も集まらないと開催できないという点はマイナス点ね。まぁ半日体験より500ペソも高い分内容も対して変わらないから半日体験を選べば良いとは思うけれどね。
また、評価に響いたのは何と言っても元代表の山中さんの行いかしら。彼は以前、寄附金を募るときに『寄付金は、100%全て子供たちの為に大切に使わせていただきます。』と言っていたわ。でもその後、恐喝で刑事告訴された…。人を恐喝していた人の団体にどうやって信用してお金をだせるっていうのよ。誰でもヒーローにとって彼は過去の人で今は関係ないのかもしれないけれど、イメージは変わらないわ。そういうことをする人が作った仕組み。そして事件がおこって逮捕状まで出ていたはずなのに、団体の活動も普通に続けられ、一切の報告もなし。元代表を信じてサポートをしていた支援者は裏切られた気分よね。都合の悪いところは隠す。誠意がない、そういうイメージを持たれても仕方ないわ。事件を知りたい人はこちら⇒ セブ島留学<超ブラック>3大事件まとめ
ランキング外
寺子屋休校のためホームページにスタディツアーの詳細記載なし、その為評価できないわ。再開したらランキング参加ね。
国際協力NGO Anya’s
・コストパフォーマンス… –
・充実度・満足度… –
・おススメ度 …-
※スタディツアー内容不明の為評価なし。
スタディツアー詳細
スケジュール (水曜日~日曜日) | 11時~16時 |
費用 ※食事代は参加者各自 |
一般参加:2,000ペソ |
内容 ※参加日により異なる |
※不明 |
【評価ポイント】
※なし
まとめ
ワカメだったら参加しない!おススメしないスタディツアーって紹介したけれど、その多くはスタディツアーの根本の“学び”の部分が少ないと思ったからよ。別にスタディツアーでお金を払いたくないとかそういう意味ではないわ。きちんと団体の活動のために使われるなら大歓迎。
でもこれは寄附金ではないわ。寄附金として渡すならそこに“学び”(見返り)なんて期待していないもの。団体側が「寄附金として使用します」っていうのは自由だけど、ポイントは参加者側はあくまで【スタディツアーの参加費】として支払っている。スタディツアーでの“学び”を目的としているという点ね。
だから参加者が満足するように企画するのも受け入れる側の大事な役目だと思うわ。充実度の高いスタディツアーなら何度でも行きたいと思うし、友達に勧めたいと思うじゃない。それが”繋がる支援”になるはずよ。スタディツアーはたった1日、数時間という短い時間。だからこそ参加者の皆さんにはよくよく考えて選択してほしいし、団体の皆さんにはより質のよい内容を用意して欲しいと思うの。
満足度の高いスタディツアーで溢れたら、来週はどこに参加しようかな~って良い意味で悩める日がくるわね。ワカメ楽しみ。
それでは皆さん、今回も読んでくれてありがとうございますね。
ではまた、次のブログでお会いしましょう。