＜朗報＞NY州の抗体検査で14%近くの抗体保有が判明⁈

こんにちはマスオです。

Yahooニュースとかで、簡単な翻訳記事は出るのですが、記事の出どころを直接英語で見に行ったほうが、理解が深まります。英語が得意な人はぜひそうしてください。そうでない人はマスオの翻訳記事をぜひ読んでください。

今日はロイターから出た記事「New York survey suggests nearly 14% in state may have coronavirus antibodies」を全文翻訳致しました。

かなりの長文にはなりますが、Yahooニュースのサマリーより、より深い内容がご理解いただけるはずです。

上記ロイターの記事全文翻訳

ロイター初ニューヨーク

ニューヨーク州住民の予備的な調査によると、新型コロナウィルスの抗体検査で抗体を持つと判断された人が、14%近くにのぼることが判明した。この調査結果は270万人もの住民が、すでに感染しているかもしれないということを示唆している。NY州知事Andrew Cuomoは今秋木曜日にそう話した。

3000人もの小規模な調査サンプルや、調査の限界がある一方で、専門家が恐れているより感染による死亡率は0.5%と低いことを示していると、Cuomoは言った。

“もし感染率が13.9%なら、仮に我々が感染したときの死亡率の理論値を変更することになる”Cuomoは言った。

0.5%という死亡率の計算は、NY州の死亡者15500人をNY州全体の人口で割った数値である。NY州の人口は190万人あるいは推計感染者数は270万人である。

木曜日の時点で、NY州の感染者数は263,460人、死亡者数は15,740人であった。週の公式統計によると、人口の約6%の人たちが感染している計算になる。

この調査の限界がある理由には、実際の死亡者数が少なく計算されていることもある。それは死亡者数は、病院で死亡した人や自宅介護で死亡した人のみしか含まれておらず、感染の診断なしに呼吸器系の病気で自宅で死亡した人は含まれていないからだ、とCuomoは言った。

この調査は買い物客を中心に行ったが、働いている人、スパーマーケットの店員やバスの運転手に対して行ったものではない。同様に買い物客は、自宅隔離で外出しない人よりも、感染している可能性はたかいだろう、とCuomoは言った。

そうした割り引いて考えないといけない情報を検討した後でさえ、予備調査は新型コロナウィリスについての理解を深め、感染の少ないエリアについては、緩和したソーシャルディスタンスの実施を少しでも早くしつつ、州の再開を行っていきたい、Cuomo言った。

州は抗体検査を翌週も継続して行い、調査の中で高い感染率を示しているアフリカ系アメリカ人やヒスパニック向けの病院で、もっと実施していくだろう、とCuomoは言った。白人は極端に引くい感染率となっている。

“私は感染率がどのようになっていくのか、概観を見たい。上がっていくのか、平坦にいくのか、下がっていくのか、それは我々が決断をするのに本当に重要なデータを与える”とCuomoは言った。

NYでの調査から導いた感染率は、似たような調査から出した4.1%より大きいものになったが、今週初めにLAから出されたものよりは低かった。

南カリフォルニア大学の研究者によって出された863人に関する調査結果は、同様に死亡率は予想よりも低いものであったが、無症状の感染者によりより早く感染が拡がっていくだろう、というものであった。

ワシントン大学免疫学部の部長Stephen Hawesは、この調査は歩き回っている人を対象とすることで、感染者数を過大に見積もったものだと信じている、と言った。

そしてこの調査は、まだ同様に研究者が客観的に見解を述べていないことや、矛盾の多いものであることに警告する一方で、感染拡大を理解しようとする専門家を困惑させる”大きな穴”を埋めるものではあった、一定の評価をした。

抗体検査の結果で陽性だった人が、免疫を持っているかどうかは、疑問点が残ると彼は言った。

州がパンデミックによる最も厳しいステージを乗り越えたことを示唆しつつ、ここ数週間Cuomoha、入院者数、インチュベーション治療者数、その他指標など、改善しているという状況に、ますます注意をしている、とCuomoは言った。

水曜日には入院患者数が578人減って合計15,021人に、10日間連続減少していると、Cuomoは言った。438人が追加で死亡し、前日の474人から減って、4月1日以来最小人数だった、と彼は言った。

なかなか難しいとは思いますが、自宅にいる人に抗体検査をすれば、全容が判明するように思いました。

Yahooニュースでチラ見するより、全記事読んだほうが理解が深りますね。

それではまた。