こんにちはマスオです。
フィリピンの感染者数の増加傾向が止まりませんね。
そして、少しずつ年内再開断念を発表する英語学校が増えてきましたね。
先日Twitterで、ある投稿を見つけたので、フォローさせていただきました。※現時点でこちらもフォローしていただいています。
①についてですが、仮に比政府が入国制限を解除しても直ちに再開という判断するのではなく、安全に運営できるかという観点で決めます。
万が一、学校内でクラスターが発生したら、生徒だけでなく自分も社員も危険😱です。そもそも、コロナ感染者だらけの国に『留学しませんか?』なんて言えないです🤭 https://t.co/IY5IA80VC3— りょう@🇵🇭の学校経営者➡コロナ直撃➡低価格オンライン英会話&タガログ語始めました (@rkns0816) July 8, 2020
特にマスオが注目をしたのが、安全に運営できるかという観点です。
現時点で上記のような考えをすることは判断としてはいいようにも思えますが、マスオは「安全に運営」なんて来年でもできるかなと少し不思議に思いました。
今日は、上記Twitterの投稿をテーマに、フィリピン・セブ島英語学校に残された3つの選択肢です。
※上記Twitter投稿を批判する内容ではありません。現時点では何が正解がわからない中、本ブログにて議論しているだけの話です。
目次
①安全に運営できるまで英語学校を再開しないという選択肢
すごくもっともらしく、よい判断のように思えます。
仮に本当の意味で安全に運営できるといえるのは、A.すべての人が集団感染で免疫を獲得できたケース、B.ワクチンが開発されるあるいは治療薬が開発される、前提でないと本当に意味で安全に運営できるとはいえないのではないでしょうか。
フィリピンでもGCQになれば、レストラン店内で50%のキャパシティーでダイニングが可能になります。「安全に運営」という観点でいえば、50%でもダイニングをするのは危険なのでダイニングはやめようとなりますかね。
デリバリーだけで運営していくのは大変難しく、感染対策を十分したうえで50%のキャパシティーで運営を目指していく、ことになる思われます。
これだと安全に運営していないと批判されてしまっても、お店としては困ってしまいます。
国が決めた指針に従ってルールーを守って運営する限り、大きな問題があるとは思えません。
そうでなかったら、あとで書きますが、もう駄目だ閉店だ。。。でいいと思います。
②国がOKなら安全対策を十分にしたうえで学校運営を再開する
イギリスで、明日の7月10日から日本人に対して実施するような、A.14日間の隔離なしで入国がOKになるに加えて、B.日本にフィリピンから帰国した際に14日間の隔離がなくなる、この2点がクリアになるという前提で、フィリピン国内で定めるルールに基づいて、英語学校を再開するということです。
・当面50%のキャパシティー
・全員マスク着用、検温実施
・体調が悪い場合は待機
あえて、追加で提言するとしたら、18歳未満及び65歳以上の年齢の方、基礎疾患がある方、の受け入れを当面停止する、ことです。
これまで通り、海外旅行保険の加入は必須になりますが、万が一現地で感染者が出てしまったルールの確率と徹底も必要になると思われます。
今回あマスオは①より②を強く押します。
そして、あえてここで強く押したいのが③で、①のようなあいまいな決断(いつ再開できるか目途が立っていない)をするくらいなら、これからお勧めする③を選ぶべきです。
マスオは現時点でこれから説明する③を一番強く推します。
③全面的に撤退、コロナ収束後余力あれば再開
例えば、マスオが某英語学校の社長を任されたら、間違いなくオンライン以外全面的に撤退をします。
※逆に現時点で実施しているのに、発表をしていないのではと疑っています。(調査します)
オンライン英会話の教室と、フィリピンセブ島英語学校のマンツーマン教室運営のシナジーは高く、一方、学校寮の施設はホテルなどで代替できるので、英語学校再開の目途が立たないこのタイミングでは、学校寮は全面的に解約をすべきです。※学校と寮一体型は厳しい。
現地でオンライン英会話などの事業がない場合は、現時点での全面撤退を強く推します。
逆にオンライン教室だけを残し、なんとか食いつないでいけば、英語学校再開のタイミングでいつでも寮は契約できます。
学校寮については、フィリピン・セブ島はホテルなどは現在も経営状況が厳しく、貸し手を見つけるのは難しくないでしょう。
ただ、この判断を選ぶと、コロナ収束後に余力は残らない可能性も十分にあります。
①と同じ問題にもぶつかりますが、コロナ収束後っていつですかね。
2022年なら大丈夫そうですが、そんなとこまで経営もちますかね。。。
完全にやめるか、コスト下げて②選ぶしか生き残る道はないんじゃないですかね。
国の基準に従って、再オープンするか、やめるかの二択だと思います。
オーストラリアと日本の学校事情
オーストラリアのメルボルンでは、再度ロックダウンとなってしまい、対面式での再開をしていた英語学校が再度オンラインにあるというアナウンスをしています。
日本の多くの語学学校でも、感染対策を十分に行ったうえで、多くの学校が今月中に対面式授業の再開を計画しています。
メルボルンが再度ロックダウンとなったように、日本も同じようなことが発生するかもしれません。
そういうリスクを踏まえると、
オンライン教室だけ残して一時的に全面撤退か、③の完全に撤退が、現時点で正しい判断のように思えます。
上記メルボルンの英語学校と、日本の語学学校は②の判断をしているのですが、①の判断をとる気持ちもわかるのが、フィリピンの感染者の状況です。
フィリピンの感染者の状況(7月8日発表)
マスオもそろそろセブ島を脱出しようと思っているくらい、フィリピンの状況はよくありません。
一日の感染者数2539人は過去最高ではないでしょうか。
もし感染者の増加が8月も続くようなら、それこそ年内再開は難しくなるでしょう。
新規事業やるのは時間かかりますからね。
マスオのセブ島留学の場合は、マルオがばっちり準備していますので、心強いです。
フィリピン・セブ島英語学校ビジネスの崩壊
お気づきの方もいるかもしれませんが、フィリピン・セブ島英語学校の最大の特徴は、授業+寮費のセット販売です。
セット販売することで、大きな利益を上げることができる一方、今回の新型コロナウィルスの感染拡大で、非常に多くの英語学校が固定費を削ることに苦戦しています。
もともと、キャンパス型の学校と寮一体型の英語学校の人気が高かったのですが、そうした流れに大きくストップがかかりそうです。
なくなるとは思いませんが、フィリピン・セブ島英語学校の在り方は根底から変わると予想します。
それではまた。